介護施設での悲劇。母の突然の死と施設への許しがたい怒り

80代 女性 大阪府
Iさんの娘様

「母は誤嚥の危険があったのに…。なぜ職員は目を離したのか、今でも悔しくてたまりません」

施設での食事中、誤嚥で亡くなった母。残された遺族の悲しみ。

実際の事例に基づいて、インタビュー形式の文章および掲載写真を再現・生成し、
個人情報保護の観点から編集を加えています

介護施設で起きた突然の悲劇

Iさん(80代・女性)のお母様は、大阪府内の介護施設に入所していました。嚥下障害があり、食事には特別な配慮が必要な状態でした。そんなお母様を、ある日突然、悲劇が襲います。インタビューに答えてくださったのは、娘様です。

「ある年の冬でした。施設からの電話で、母が食事を喉に詰まらせて病院に運ばれたと聞き、頭が真っ白になりました。職員の方が数分目を離した、ほんのわずかな隙の出来事だったそうです。残念ながら、母はそのまま帰らぬ人となりました」

Iさんのお母様は、飲み込む力が弱まっていたため食事はペースト状のものでしたが、その日の昼食時、職員の見守りがない中で誤嚥を起こし、亡くなってしまったのです。

施設への不信感と拭えない怒り

「もともと誤嚥の危険性が高いことは施設側も分かっていたはずです。それなのに、なぜ目を離してしまったのか。施設側の管理体制に強い疑問と怒りを感じました。母の死をこのままにしたくない、責任の所在を明らかにしたいという思いでいっぱいでした」

お母様を突然失った悲しみの中、ご遺族である娘様は、施設側の対応に納得ができず、どうすればよいのか途方に暮れていました。

弁護士への相談と悲しみの先の解決

「どうしていいか分からず、専門家である弁護士さんに相談することにしました。私たちの気持ちに寄り添って話を聞いてくださり、『施設側の過失を問える可能性がある』と言っていただいた時は、少し光が見えた気がしました」

当初、施設側は責任を認めず、補償についても厳しい姿勢でした。

「裁判になれば厳しい戦いになるかもしれない、という話もありました。それでも、弁護士さんは粘り強く交渉を続けてくれました。最終的に、施設側から謝罪があり、お見舞金という形でしたが、解決金を受け取ることができました。お金の問題ではありませんでしたが、施設側に責任の一端を認めてもらえたことで、少しだけ気持ちの整理がついたように思います」

同じような悲しみを抱える方へ

「大切な家族を突然失う悲しみは、計り知れません。私たち遺族だけでは、大きな組織である施設を相手にどうすることもできませんでした。悔しい思い、納得いかない気持ちがあるのなら、諦めずに専門家の方に相談してみてください。きっと、心の重荷を少しでも軽くする手助けをしてくれるはずです」