住宅街での衝突事故と深刻な後遺症
ある年の秋、会社員のKさん(30代・男性)は、東京都内の住宅街で自転車に乗っていたところ、右折してきた車にはねられる事故に遭いました。
「すごい衝撃で、気がついた時には病院のベッドの上でした。脳挫傷や頭蓋骨骨折など、想像以上の大怪我で、20日以上も入院することになりました」
手術も経て、Kさんの体には深刻な後遺症が残ってしまいました。
後遺障害12級認定と提示額への強い疑念
治療の末、Kさんには高次脳機能障害として後遺障害等級12級13号が認定されました。その後、相手方の保険会社から示談金として約572万円が提示されます。
「傷害慰謝料や後遺障害慰謝料、逸失利益などが含まれていましたが、特に将来の収入減を補う逸失利益の計算が、自分の状況に見合っているのか全く分かりませんでした。この金額で示談して良いものか、大きな不安を感じました」
弁護士介入で逸失利益が大幅増、約407万円の増額!
提示額の妥当性に強い疑問を感じたKさんは、弁護士に相談することを決意します。
「弁護士特約はありませんでしたが、増額の見込みについて丁寧に説明を受け、正式に依頼することにしました」
弁護士がKさんの収入や後遺障害の内容を元に逸失利益などを裁判で使われる基準で再計算し、粘り強く交渉した結果、最終的な示談金は980万円になりました。
「当初の提示額から400万円以上も増額したことになります。特に逸失利益が大きく増額されたと聞き、専門家にお願いして本当に良かったと心から思いました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「後遺障害が残るような大きな事故では、慰謝料や逸失利益の計算が非常に複雑になります。保険会社の提示額をそのまま受け入れる前に、ぜひ一度、交通事故に詳しい弁護士さんに相談してみてください。弁護士費用を考えても、それ以上の増額が期待できるケースも多いと思います」