停車中に追突され、首と腰を負傷
ある年の春、Yさん(60代・男性)は奈良県内でバイクに乗っていたところ、思わぬ事故に見舞われました。
「狭い道で停車していたら、前の車が急にバックしてきて追突されたんです。過失は10対0。完全に相手の一方的な事故でした」
この事故でYさんは頚椎と腰椎を捻挫し、約6ヶ月間、127日にも及ぶ通院を余儀なくされました。
後遺障害14級認定も、提示額に愕然
懸命な治療にもかかわらず、Yさんには首と腰の痛みが残ってしまい、後遺障害等級「14級9号」が認定されました。しかし、安堵したのも束の間、相手方の保険会社から送られてきた示談案にYさんは言葉を失います。
「提示されたのは約123万円でした。内訳を見ると、治療費や通院慰謝料だけで、後遺障害慰謝料や逸失利益が全く含まれていなかったんです。後遺障害が認められたのに、それを無視するような内容で、本当に腹が立ちました」
弁護士介入で賠償金が約127万円増額!
この提示額は到底受け入れられないと考えたYさんは、自身の自動車保険の弁護士特約を利用して弁護士に交渉を依頼しました。
「素人が交渉しても丸め込まれるだけだと思い、専門家にお願いすることにしました」
弁護士は、後遺障害14級9号を前提に、裁判で用いられる基準で損害額を再計算し、保険会社と粘り強く交渉しました。
「その結果、最終的な示談金は約250万円になりました。当初の提示額から127万円も増えたんです!弁護士さんに依頼していなければ、後遺障害分を諦めていたかもしれません。本当に感謝しています」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社からの提示額を鵜呑みにしてはいけません。特に後遺障害が認定された場合は、その内容が正しく反映されているか、専門家の目で確認してもらうことが非常に重要です。弁護士特約があれば費用を気にせず依頼できるので、示談書にサインする前に、ぜひ一度相談してみてください」