突然の追突事故、運送業の夫を襲った悲劇
「夫は2015年の秋、大阪府内で事故に遭いました。バイクで停車していたところに、車が突っ込んできたんです」
そう語るのは、被害者Aさん(50代・男性)の奥様。Aさんは運送関係の仕事に従事しており、事故当時は正社員とアルバイトを掛け持ちし、ご家族を支えていました。
「この事故で右手の指を骨折してしまい、仕事への影響が本当に心配でした。事故前の年収は約500万円ありましたが、この先どうなるのかと不安でなりませんでした」
逸失利益「0円」という非情な提示
治療の末、Aさんには後遺障害が残りました。しかし、相手方の保険会社から届いた提示内容は、ご夫妻をさらに苦しめるものでした。
「提示額を見て、目を疑いました。後遺障害が残ったというのに、将来の減収分である逸失利益が0円だったんです。これをどうやって受け入れろというのか…」
保険会社から提示された賠償額は、既払い分を差し引いて約348万円。ご夫妻は到底納得できませんでした。
弁護士依頼で500万円獲得!151万円の大幅増額
「この提示額はおかしい、そう思ってすぐに弁護士さんに相談しました。夫の自動車保険に弁護士特約が付いていたので、費用の心配なく依頼できました」
弁護士は、逸失利益や慰謝料の点で大幅な増額が見込めると判断し、交渉を開始。交渉の途中で、Aさんの後遺障害等級が相手保険会社の異議申立てにより10級から12級に下がってしまうという困難もありました。
「等級が下がったと聞いたときは本当にショックでしたが、弁護士さんは諦めませんでした。最終的に、当初の提示額から150万円以上も増額した500万円で示談することができました。逸失利益が0円だったことを考えると、信じられない結果です」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社の提示を鵜呑みにしていたら、150万円以上も損をするところでした。特に逸失利益のような専門的な項目は、素人では到底太刀打ちできません。賠償金の提示額に少しでも疑問があれば、すぐに専門家に相談するべきです。弁護士特約が使えるかどうかも、一度確認してみることをお勧めします」