青信号の横断歩道で…信号無視の車に奪われた日常
「ある年の冬、当時70代の両親が青信号の横断歩道を渡っていたところ、信号無視の車にはねられました」
そう語るのは、Sさんの息子様です。この事故で、お母様は左股関節を骨折。人工関節を入れる手術を受けるほどの大怪我を負いました。
「父も怪我をし、夫婦で自営業を営んでいたため、仕事にも大きな支障が出ました。母は約2か月半も入院し、先の見えない状況に家族全員が不安を抱えていました」
後遺障害10級認定と、納得できない提示額
事故から約8か月後、お母様の後遺障害は10級と認定されました。その後、加害者側の保険会社から示談金の提示があります。
「提示された金額は、約555万円でした。母は人工関節を入れ、これから先もずっと不自由な生活を強いられるというのに、この金額では到底納得できませんでした。後遺障害の等級についても、本当にこれが妥当なのかという疑問が拭えず、途方に暮れていました」
弁護士への依頼で賠償金は倍以上に!
「このまま保険会社の言いなりになるわけにはいかないと、弁護士さんに相談しました。後遺障害等級の見直しと、正当な賠償額を求めて交渉をお願いしました」
弁護士は、まず後遺障害等級の異議申立てを行いましたが、残念ながら等級の変更は認められませんでした。
「等級は変わりませんでしたが、弁護士さんはすぐに示談交渉に切り替え、粘り強く交渉を続けてくれました。その結果、最終的に1,156万円を超える金額で示談することができたんです。当初の提示額から600万円以上も増額し、倍以上の金額になりました。専門家にお願いして本当に良かったです」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「もしあの時、保険会社の提示を鵜呑みにしてサインしていたらと思うと、今でもぞっとします。示談金が倍以上になったという結果はもちろんですが、私たちの疑問に寄り添い、最後まで戦ってくれた弁護士さんの存在が、何よりも心強かったです。保険会社の提示額が妥当か分からなくても、諦めないでください。まずは専門家に相談することが、納得のいく解決への第一歩だと思います」