交差点での衝突事故と将来への不安
「ある年の秋、奈良県内の信号のない交差点をバイクで走行中、右折してきた車と衝突しました」
事故の衝撃をそう振り返るのは、Uさん(20代・男性)です。
「右の足首を骨折し、10日間入院して手術を受けました。仕事も休まざるを得ず、治療費だけでなく、将来への経済的な不安も大きかったです」
懸命な治療の甲斐なく、Uさんの足首には後遺障害が残ってしまいました。
後遺障害12級も、賠償金の提示はゼロ
治療が終わり、Uさんの症状は後遺障害12級7号に認定されました。しかし、相手方の任意保険会社からの連絡は驚くべきものでした。
「すでに支払われている自賠責保険の分以上は、びた一文支払わないという姿勢でした。つまり、任意保険会社としての賠償金の提示は実質ゼロ円だったんです。後遺障害まで負ったのに、この対応はあまりにひどいと感じました」
加害者からの謝罪もなく、Uさんは金銭的にも精神的にも追い詰められていきました。
弁護士に依頼し、裁判で120万円を勝ち取る
「保険会社から賠償金の提示がない状況で、どうすればいいか分からず、弁護士さんに相談しました」
弁護士が介入し、保険会社と交渉しましたが、相手の強硬な姿勢は変わりませんでした。そこで、弁護士は裁判を起こすことを決断。
「弁護士さんがすべて対応してくれたので、私は体の回復に専念できました。裁判の結果、最終的に相手方保険会社から新たに120万円を支払わせる内容で和解することができました。弁護士さんに頼んでいなければ、このお金は受け取れなかったと思います」
保険会社の提示に納得できない方へ
「保険会社は、いろいろな理由をつけて支払額を低く抑えようとしてきます。『提示はこれ以上ない』と言われても、それが適正な額とは限りません。私のケースのように、提示がゼロでも諦める必要はありません。少しでも疑問に思ったら、まずは弁護士さんに相談してみてください。正しい補償を受けるために戦ってくれます」