ロードバイク走行中に突然のドア開き事故
「あれは2017年の春のことでした。神奈川県内の路上をロードバイクで走行中、停車していた車の横を通り抜けようとした瞬間、突然運転席のドアが開いて激突したんです」
そう語るのは、神奈川県にお住まいのKさん(50代・男性)。
「体ごと前方に投げ出されて、右手の親指を粉砕骨折する大怪我を負いました。地面に転倒した際に左耳も切り、体中を強く打ち付けました。まさかドアが開くなんて、全く予期できない事故でした」
この事故により、Kさんは深刻な後遺症に悩まされることになります。
後遺障害12級認定と保険会社への不信感
事故から約5ヶ月後の夏、Kさんは症状固定の診断を受けます。
「右手の親指の痛みがどうしても取れませんでした。仕事にも趣味のゴルフにも支障が出て、本当につらかったです。後遺障害の申請をしたところ、12級13号という等級が認定されました」
後遺障害が認められたものの、相手方の保険会社から提示された示談内容にKさんは納得できませんでした。
「後遺障害が残ったという事実に対して、提示された内容は到底受け入れられるものではありませんでした。このままではいけないと、専門家である弁護士に相談することを決意しました」
弁護士の交渉で勝ち取った納得の解決
「弁護士さんに依頼すると、相手の保険会社も弁護士を立ててきて、事故の状況から争う姿勢を見せてきました。交渉は簡単には進まないだろうなと感じました」
会社役員であるKさんは事故による直接的な減収はありませんでしたが、仕事上の付き合いに支障が出ている状況でした。弁護士はそのような事情も汲み取り、粘り強く交渉を進めました。
「相手も強硬な姿勢でしたが、弁護士さんがこちらの主張を的確に伝えてくれたおかげで、最終的には納得できる形で示談することができました。一人で交渉していたら、きっと言いくるめられていたと思います」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「交通事故の賠償交渉、特に後遺障害が絡むと非常に専門的で複雑になります。保険会社の言うことが全て正しいとは限りません。私のように、後遺障害が認定されても、その内容に納得がいかないケースは多いと思います。少しでも疑問や不満を感じたら、泣き寝入りする前に、一度弁護士に相談してみることを強くお勧めします」