突然のバイク事故と、仕事への影響
「ある年のこと、大阪府内でバイクに乗っていたんです。信号無視の自転車を避けようとしたら、後続車に追突されて転倒。腰と肩に激痛が走りました」
そう語るのは、Aさん(50代・男性)。当時、運送業の仕事をしていたAさんは、この事故で第1腰椎圧迫骨折と左肩腱板損傷という大怪我を負い、仕事の継続が困難になってしまいました。
賠償金の不安と、弁護士への不信
「事故後、労災からの給付はありましたが、加害者側の保険会社からは賠償金の提示が全くない状態でした」
先行きが見えない中、Aさんは当時依頼していた弁護士の対応にも不満を募らせます。
「私の後遺症の重さを正しく理解してくれず、このままでは適切な賠償金が受け取れないのではないかと、強い不信感を抱きました。経済的な不安で、夜も眠れないほどでした」
弁護士変更がもたらした、後遺障害併合9級と2200万円超の獲得
「このままではダメだと思い、自動車保険の弁護士特約を使って別の弁護士さんに相談しました。新しい弁護士さんは、後遺障害等級の認定が賠償額を大きく左右することを丁寧に説明してくれました」
弁護士は、不正確だった後遺障害診断書の問題を解決するため、別の病院での可動域測定という手段を講じます。この戦略が功を奏し、後遺障害等級は「併合9級」に認定されました。そして、保険会社から提示される前に示談交渉を開始。
「最終的に2200万円を超える賠償金を獲得できたと聞いたときは、本当に驚きました。弁護士さんを変えて、諦めずに戦って本当に良かったです」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社との交渉や後遺障害の申請は、素人にはとても難しいです。そして、弁護士なら誰でもいいという訳ではないことも痛感しました。少しでも対応に疑問があれば、勇気を出してセカンドオピニオンを求めるべきです。正しい賠償を受ける権利を、簡単に諦めないでください」