青信号の横断歩道で…母を襲った突然の事故
「2016年の秋、当時70代の母が大阪府内で自転車に乗り、青信号の横断歩道を渡っていたところ、右折車にはねられました」
そう語るのは、事故に遭われたTさんの娘様。この事故でTさんは左足関節を骨折し、長期の入院を強いられました。
「高齢の母が事故に遭い、家族としても本当に心配しました。幸い命に別状はありませんでしたが、左足の骨折は重く、約2ヶ月も入院することになってしまったんです」
休業損害ゼロ?保険会社の提示額への大きな疑問
治療の末、Tさんには後遺障害12級13号が認定され、相手方保険会社から示談金の提示が届きました。
「保険会社から提示された金額は、約347万円でした。内訳を見て唖然としました。母は父と二人暮らしで、毎日家のことをこなしていた立派な主婦です。それなのに、休業損害がゼロ円とされていたんです。あまりにも納得がいかず、すぐに何とかしなければと思いました」
弁護士への依頼で示談金は750万円に!
「提示額が妥当なのか分からず、弁護士さんに相談しました。そこで、保険会社が母を『一人暮らし』と誤解していることが判明したんです。以前伝えたはずの情報が、担当者交代で引き継がれていなかったようでした」
依頼を受けた弁護士は、Tさんが家事従事者であることを強く主張し、交渉を進めました。
「弁護士さんに依頼した結果、主婦としての休業損害や逸失利益がきちんと認められ、最終的な示談金は750万円になりました。最初の提示額から400万円以上も増額されたんです。専門家にお願いして、本当に良かったです」
ご家族が事故に遭われた方へ
「保険会社から提示された金額を、そのまま受け入れてはいけないと痛感しました。特に、主婦の休業損害などは見過ごされがちかもしれません。ご家族が事故に遭われた際は、示談内容をしっかり確認し、納得できなければ弁護士さんに相談することをお勧めします。正しい知識で交渉することが、正当な補償を得るために不可欠です」