突然のバイクとの衝突事故
2017年の冬、当時兵庫県にお住まいだったNさん(20代・女性)は、自転車で走行中に予期せぬ事故に見舞われます。
「T字路で、前に停まっていた車を避けようと少し膨らんだんです。そうしたら、角から出てきたバイクとぶつかってしまって…。相手は一時停止もしていませんでした」
この事故でNさんは手首と腰を強く打ち、すぐに病院で治療を開始。ここから約8ヶ月にわたる長い通院生活が始まりました。
ギプス固定の不自由さと保険会社への不信感
当初は捻挫と診断されていましたが、Nさんの手首の痛みは一向に引きませんでした。
「あまりに痛みが続くので詳しく検査してもらったところ、手首の骨挫傷だと判明し、ギプスで固定することになりました。仕事はインストラクターをしているのですが、とても続けられる状態ではなく、1ヶ月近く休まざるを得ませんでした」
懸命な治療の末、ようやく症状が落ち着き示談交渉へ。しかし、保険会社から提示された内容にNさんは強い不信感を抱きます。
「こんなに痛い思いをして、生活にも大きな支障が出たのに、この内容では到底納得できないと感じました」
弁護士への相談で得られた正当な評価
保険会社の対応に納得できなかったNさんは、ご両親に相談。父親の自動車保険に付帯していた弁護士特約を使い、弁護士に依頼することを決意します。
「父の保険が使えると分かり、すぐに相談を決めました。私の怪我の状態を正しく評価してほしいと伝えました」
依頼を受けた弁護士が改めて診断内容を確認したところ、Nさんが骨挫傷によりギプス固定をしていた事実を発見。弁護士は、これを基に重い怪我の場合に適用される裁判基準を用いて、慰謝料や休業損害を算定し直し、粘り強く交渉を行いました。
「弁護士さんが私の怪我の大変さをきちんと主張してくださったおかげで、最終的な内容は大きく変わりました。ギプス固定で不自由だった期間の慰謝料や、主婦としての休業損害も新たに認めてもらえて、本当に感謝しています」
納得できない時は専門家に相談を
「もしあのまま保険会社の提示を受け入れていたら、今でも悔しい思いをしていたと思います。骨挫傷という診断があったにもかかわらず、最初の提示では全く考慮されていませんでした。事故の怪我で少しでもおかしいな、納得いかないな、と感じたら、絶対に専門家である弁護士さんに相談するべきです。正しい補償を受けるために、一人で悩まないでほしいです」