停車中の追突事故と半年に及ぶ治療
ある年の春、千葉県内で会社員のTさん(20代・女性)は、駅のロータリーで停車中に追突される事故に遭いました。
「過失はこちらに全くない事故です。いきなり後ろから追突され、首の痛みがひどく、むちうちと診断されました」
Tさんは兼業主婦として働きながら、約半年間、50回を超える通院を余儀なくされました。
「仕事をしながら通院を続けるのは本当に大変でした。まさか自分がこんな事故に遭うなんて、思ってもみませんでした」
保険会社からの低すぎる提示額
長い治療期間を経て、ようやく相手方の保険会社から示談金の提示がありましたが、その金額はTさんを落胆させるものでした。
「提示された金額を見て言葉を失いました。治療費を除いた受取額は約45万円。半年も痛みに耐えて通院した慰謝料が、たったの43万円ほどだったんです。しかも、主婦としての休業損害も一切考慮されていませんでした。この金額で納得できるわけがありません」
Tさんは、保険会社の提示額に強い憤りを感じました。
弁護士介入で賠償金は119万円へ
「この金額はおかしいと思い、すぐに弁護士さんに相談しました。すると、慰謝料の計算基準が低すぎることや、主婦としての休業損害が認められる可能性があることを教えてくれました」
依頼を受けた弁護士が交渉した結果、事態は大きく好転します。
「弁護士さんが交渉を始めてくれたおかげで、最終的に受け取る金額は119万円以上になりました。最初の提示額から74万円も増えたんです。慰謝料も裁判で使われる基準の9割で計算していただき、主婦休業損害も認められました。素人では絶対に無理でした。本当に感謝しています」
提示額に納得できなければ、まず相談を
「保険会社から提示された金額を鵜呑みにしてはいけません。あれはあくまで保険会社の都合で計算された金額です。私のように、弁護士に依頼することで賠償金が大幅に増えるケースは少なくないと思います。納得できないなら、まず専門家に相談してみることを強くお勧めします」