突然の事故と、我が子の顔に残った傷
Sさんのお母様は、ある年の出来事を重い口調で語り始めました。当時小学生だった息子さん(10歳未満・男性)が、山梨県内の信号のある交差点を歩行中に、左折してきた車にはねられたのです。
「突然の事故で、息子は額や口の下を怪我して2日間入院しました。幸い命に別状はありませんでしたが、退院後も治療を続けなければなりませんでした」
事故の衝撃と、我が子が負った怪我へのショックは計り知れないものでした。
後遺障害への不満と保険会社の対応への苛立ち
治療を終えても、Sさんの顔には事故の痕跡が残ってしまいました。
「額には3~4cmほどの凸凹が、口元には1cmほどの線状痕が残ってしまったんです。後遺障害の認定では、額の傷は12級と認められましたが、口元の傷は認められませんでした。どちらも大切な息子の顔に残った傷なのに、と悔しい気持ちでいっぱいでした」
さらに、相手方の保険会社から提示された内容は、後遺障害慰謝料が裁判基準の8割、将来への影響を考慮した逸失利益はゼロというもので、お母様の不満は募るばかりでした。
弁護士への相談と、納得のいく解決
「このままではいけないと思い、加入していた自動車保険の弁護士特約を使って相談することにしました」
お母様の依頼を受けた弁護士は、粘り強く保険会社と交渉。逸失利益の支払いが難しいのであれば、その分を後遺障害慰謝料に上乗せする形での解決を模索しました。
「弁護士さんは私たちの気持ちを汲んで、力強く交渉してくださいました。最終的に、当初の提示内容を大きく上回る形で示談することができ、やっと胸をなでおろすことができました。専門家にお願いして本当に良かったです」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「子どもの顔に傷が残るというのは、親として本当につらいことです。保険会社からの提示に少しでも疑問や不満を感じたら、諦めないでほしいです。私たちは弁護士さんに相談したことで、納得のいく解決ができました。一人で抱え込まず、専門家の力を借りることを強くお勧めします」