学校での事故、娘の顔に残った後遺障害
当時小学生だったMさん(10代・女性)は、ある冬の放課後、佐賀県内の小学校で友達に後ろから押されて転倒。額を強く打ち、縫合するほどの大きな怪我を負いました。
お母様は当時をこう振り返ります。
「突然の事故で、娘は2日間入院することになりました。治療を続けましたが、残念ながら娘の額には3cmほどの傷跡が残ってしまい、後遺障害と認定されることになったんです」
後遺障害12級に対する、信じがたい低額提示
Mさんの顔に残った傷は、後遺障害等級12級14号と認定されました。これで正当な補償が受けられるだろうと、ご両親は考えていました。しかし、相手方の保険会社からの提示は、その期待を裏切るものでした。
「後遺障害等級も認定されたのに、保険会社から提示された金額は、治療費などを含めて約128万円でした。そのうち、後遺障害慰謝料は93万円ほど。まだ若い娘の顔に一生残る傷に対して、この金額はあまりにも低すぎます。保険会社の対応に強い不信感を抱きました」
弁護士介入で示談金640万円!約511万円の大幅増額
保険会社の提示額に到底納得できなかったご両親は、弁護士に相談し、すぐに示談交渉を依頼しました。
「保険会社の提示額が妥当なのか分からず、専門家の意見を聞きたいと思いました。弁護士さんは、裁判で認められる基準で粘り強く交渉してくださいました」
弁護士の交渉の結果、逸失利益は認められなかったものの、傷害慰謝料や後遺障害慰謝料がほぼ裁判基準まで引き上げられ、さらに慰謝料の増額分も認められました。
「最終的に、640万円で示談が成立しました。最初の提示額から約511万円もの増額です。専門家にお願いして本当に良かったと心から思いました」
保険会社の提示額に疑問を感じたら
「もし弁護士さんに相談していなかったら、低い金額のまま示談に応じていたかもしれません。保険会社の提示額は、あくまで保険会社の基準であり、それが妥当な金額とは限りません。特に、お子さんの顔に傷が残るような事故では、親として絶対に妥協すべきではないと思います。私たちは弁護士特約がありませんでしたが、それでも依頼して本当に良かったです。迷わず弁護士さんに相談してください」