バイク事故で左鎖骨骨折。後遺障害非該当の通知に怒り

60代 男性 神奈川県
Vさん

「これだけ肩が上がらず痛むのに『非該当』とは…。この痛みは認められないのかと、本当に悔しかったです」

左鎖骨骨折後の痛み。一度は認められなかった後遺障害。

実際の事例に基づいて、インタビュー形式の文章および掲載写真を再現・生成し、
個人情報保護の観点から編集を加えています

信号のない交差点での突然の衝突事故

数年前、神奈川県にお住まいのVさん(60代・男性)は、バイクで信号のない十字路を走行中に事故に遭いました。

「私が優先道路を直進していたのですが、右側から来た自動車と衝突してしまいました。避けきれず、バイクごと転倒してしまったんです」

この事故でVさんは左の鎖骨を骨折する大怪我を負い、手術を余儀なくされます。

「骨を固定するボルトを入れる手術と、それを抜く手術で、合計2回も入院しました。仕事にも影響が出て、本当に大変な思いをしました」

Vさんの日常は、この事故によって一変してしまいました。

非情な「非該当」通知と深まる絶望

治療を続けても、Vさんの肩には可動域の制限と痛みが残りました。しかし、相手方の保険会社を通して行われた後遺障害の事前認定の結果は、無情にも「非該当」でした。

「これだけ肩が動かず、痛みも続いているのに、後遺障害ではないと言われても全く納得できませんでした。この先、この痛みとどう付き合っていけばいいのか…途方に暮れました」

当時、すでに弁護士に依頼していましたが、この結果を受けて、Vさんは専門家を変えることも視野に入れ始めました。

弁護士の変更と、異議申立てによる逆転劇

「このままではいけないと思い、交通事故を専門に扱う別の弁護士さんに相談することにしました。これまでの経緯をすべて話し、何とかならないかとお願いしました」

新たに依頼を受けた弁護士は、Vさんの症状を客観的に証明するため、神経学的検査の実施を医師に依頼。その結果、筋力低下などの所見が見つかりました。

「弁護士さんが医師の意見書も添えて、後遺障害の異議申立てを行ってくれました。すると、一度は非該当とされた後遺障害が、後遺障害14級9号として認定されたのです」

ようやく痛みが公的に認められ、Vさんは安堵しました。その後の示談交渉もすべて弁護士に任せ、納得のいく形で解決することができたのです。

同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ

「最初の『非該当』という結果が出た時、もう諦めるしかないのかと本気で思いました。でも、勇気を出してセカンドオピニオンを求めて本当に良かったです。弁護士さんを変えるという決断が、私の未来を変えてくれました。保険会社や一度出た認定結果に納得がいかないなら、諦めずに専門の弁護士に相談するべきです。正しい補償を受けるためには、専門家の力が不可欠だと実感しました」