自損事故で母が負った重すぎる後遺症
ある年の春、私(Iさんの息子様)が運転する車で、母(Iさん・80代)が重傷を負う自損事故を起こしてしまいました。
「私が運転中に体調が悪くなり、中央分離帯に衝突してしまったんです。私は打撲で済みましたが、助手席の母は脳挫傷や全身の骨折という大怪我でした」
事故後、母は自力で歩けなくなり、精神的にも不安定になるなど、深刻な後遺症が残ってしまいました。
「まさか自分の運転で母をこんな目に遭わせてしまうとは…。本当に悔やんでも悔やみきれませんでした」
見えない補償と医師からの非情な通告
自損事故のため、当然ながら加害者側の保険会社というものは存在しません。さらに転院先の医師からは、「2か月で退院」と一方的に告げられてしまいました。
「これから母の介護にどれだけのお金がかかるのか見当もつかず、不安でいっぱいでした。自分の保険会社から補償されるのかも分からず、提示される前に示談交渉をはじめたような状態で、暗闇の中を手探りで進んでいるような気持ちでした。このまま泣き寝入りするしかないのかと、本当に追い詰められていました」
弁護士依頼で道が開け、総額約5555万円を獲得
「藁にもすがる思いで弁護士さんに相談しました。自損事故でも、自分の人身傷害保険などが使えると教えていただき、後遺障害の申請からすべてお任せすることにしました」
弁護士のサポートのもと、母の後遺症は「随時介護が必要」な状態であるとして、後遺障害等級2級1号が認定されました。
「まず自賠責保険から約2375万円が支払われました。その後、弁護士さんが私の保険会社と交渉してくださり、人身傷害保険と搭乗者傷害保険から合わせて約3180万円が支払われることになりました。最終的に、合計で55,556,777円もの補償を受けることができました。絶望的な状況から、母の将来の介護費用を確保することができ、感謝しかありません」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「自損事故だからと、補償を諦めないでください。自分の自動車保険に人身傷害保険などが付いていれば、補償を受けられる可能性があります。私たちの場合、弁護士さんに依頼していなければ、これほど手厚い補償は受けられなかったと思います。お金のことはもちろん、保険会社との複雑なやりとりも全て任せられるので、まずは専門家に相談することをお勧めします」