通勤中に起きた突然の事故と左足の重傷
2016年の春、和歌山県在住のTさん(50代・男性)を悲劇が襲います。バイクでの通勤中、優先道路を走行していたにもかかわらず、脇道から出てきた自動車に衝突されてしまったのです。
「避けようとしたんですが間に合わず、左足を車とバイクの間に挟まれて転倒しました。すぐに救急車で運ばれ、左足プラトー骨折と診断されました」
この事故により、Tさんは長期の治療を余儀なくされました。
後遺症への不安と、進まない賠償交渉
Tさんは入院と手術、そしてリハビリに懸命に取り組みましたが、膝の可動域に制限が残り、正座ができないという後遺症に悩まされることになります。
「葬儀関係の仕事をしているので、正座ができないのは致命的でした。医師からも『足は元通りにはならない』と言われ、将来への不安でいっぱいでした」
治療費は労災から支払われ、休業補償も受け取っていましたが、後遺症に対する慰謝料など、今後の賠償については保険会社から提示される前に示談交渉をはじめたため、具体的な金額は全く示されていない状況でした。
弁護士介入で後遺障害12級認定、654万円で解決
「後遺症が残るのに、この先どうなるのか。賠償金もどうなるのか分からず、弁護士さんに相談することにしました」
依頼を受けた弁護士は、まず後遺障害等級の認定手続きに着手。手続きは難航したものの、粘り強い交渉の結果、Tさんの症状は後遺障害12級13号に該当すると認められました。
「等級が認められて本当にほっとしました。その後の示談交渉もすべて弁護士さんにお任せしました。最終的に、6,540,000円という賠償金を獲得することができました。保険会社から提示がない段階から交渉を始めたことを考えると、この金額には本当に驚きましたし、感謝しかありません」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「後遺症が残るような大きな事故に遭うと、体の痛みだけでなく、お金の不安も大きくなります。私の場合、保険会社からの提示を待たずに弁護士さんにお願いしたことで、最終的に納得のいく補償を受けることができたのだと思います。賠償金の交渉は専門家に任せるのが一番です。弁護士特約がなくても、諦めずに一度相談してみることを強くお勧めします」