突然の追突と残る痛み、そして見えない症状
2016年の冬、Aさん(30代・女性)は、仕事からの帰り道に信号待ちで停車中、後続車に追突される事故に遭いました。
「突然の衝撃で、首や背中、腰などを痛めました。それだけではなく、事故を境に記憶が曖昧になったり、言葉がうまく出てこなくなったりといった症状にも悩まされるようになったんです」
Aさんは整形外科に通院を開始しましたが、目に見えない症状への不安は募るばかりでした。
治療費打切りと賠償金ゼロの絶望
事故から約10か月が経過した頃、Aさんは相手方の保険会社から一方的に治療費の支払いを打ち切ると告げられてしまいます。
「まだ痛みも症状もあるのに、と反論しましたが聞き入れてもらえませんでした。しかも、その後の賠償金については何の提示もありませんでした。保険会社から提示される前に、どうにかして交渉を始めなければいけない状況だったんです」
このままでは治療も続けられず、正当な補償も受け取れないかもしれない。Aさんは絶望的な気持ちになりました。
弁護士依頼で後遺障害14級認定、賠償金400万円を獲得
「以前依頼していた弁護士とは方針が合わず、藁にもすがる思いで新しい弁護士さんに相談しました。弁護士特約が使えたので、費用面の心配はありませんでした」
依頼を受けた弁護士は、速やかに後遺障害の被害者請求を行いました。
「結果、『後遺障害等級14級9号』が認められました。これでようやく正当な補償の話ができると安堵しました」
その後の示談交渉もすべて弁護士に一任。
「保険会社からの提示が一切なかった状態から、最終的に4,004,042円の賠償金で示談することができました。専門家の力は本当に大きいと実感しました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社の言いなりになっていたら、後遺障害が認められることも、これだけの賠償金を受け取ることもなかったと思います。特に、相手から提示がないまま治療を打ち切られそうになっている方は、すぐに専門家に相談するべきです。弁護士特約があれば費用の心配もいりません。諦めずに、ご自身の権利を守ってください」