横断歩道上の悲劇と終わらない痛み
Aさん(20代・男性)のお母様が、事故当時を振り返ります。
「ある年の秋、息子が東京都内で信号のない横断歩道を歩行中、右折してきた車にはねられたんです」
Aさんは右足のすねを開放骨折するという大怪我を負い、1ヶ月もの入院を余儀なくされました。
「仕事柄、体を動かすことが資本の息子にとって、この怪我は本当に深刻でした。退院後もリハビリを続けましたが、痛みはなかなか消えず、仕事への復帰もままならない状態でした」
休業補償打ち切りと賠償金提示ゼロの絶望
事故から約10ヶ月、Aさん親子は相手方保険会社の対応に絶望感を深めていました。
「まだ痛みが残っていて仕事も休んでいるのに、保険会社から突然、『休業補償を打ち切る』と連絡があったんです。今後の賠償金についても、具体的な金額は何も提示されませんでした」
支払いが遅れるなどの不手際もあり、不信感は募るばかり。保険会社から提示される前に示談交渉をはじめるしかない状況でした。
「このままでは治療も続けられず、正当な補償も受けられないのではないかと、本当に目の前が真っ暗になりました」
弁護士への依頼と最終示談金120万円の獲得
「藁にもすがる思いで弁護士さんに相談しました。休業補償のこと、今後の賠償金のこと、何も分からない私たちに親身になって話を聞いてくださいました」
依頼を受けた弁護士は、すぐに保険会社との交渉を開始。まず後遺障害の認定を目指しましたが、結果は非該当でした。
「息子は膝に芯棒が入ったままで、後遺障害が認められなかったのは本当に悔しかったです」
しかし、弁護士は諦めずに示談交渉を粘り強く続けました。
「最終的に、120万円の示談金で解決することができました。何の提示もなかった状態から考えると、本当に大きな金額です。弁護士さんに依頼していなければ、泣き寝入りしていたかもしれません。本当に感謝しています」
お金のことで悩んでいる方へのメッセージ
「事故の補償について、保険会社の言うがままにしてはいけません。提示額がゼロだったり、対応がおかしいと感じたら、すぐに専門家である弁護士さんに相談することをお勧めします。正しい知識で、被害者の権利を守ってくれます。私たち家族も、弁護士さんのおかげで、ようやく前に進むことができました」