突然の事故と1年以上に及ぶ治療
ある年の春、埼玉県内で会社員のAさん(40代・女性)は、自転車で走行中に事故に遭います。
「駐車場から出てきた車にいきなり追突されました。相手の不注意が原因です」
この事故でAさんは鎖骨と肩甲骨を骨折。入院はしなかったものの、完治までには長い時間が必要でした。
「治療期間は400日を超え、通院も65日に及びました。それでも痛みが残り、後遺障害14級9号が認定されることになったんです」
保険会社の提示額約117万円に愕然
治療を終え、後遺障害も認定された後、相手方の保険会社から示談金の提示がありました。その額は、既払い分を除くと約117万円でした。
「後遺障害が残ったことに対する慰謝料や逸失利益が含まれているとは思えないほど低い金額でした。これまでの苦労や将来の不安を考えると、この金額で『はい、そうですか』とは到底言えませんでした」
保険会社の提示額に強い不信感を抱いたAさんは、専門家への相談を決意します。
弁護士の交渉で勝ち取った159万円の増額
「この提示額が妥当なのかどうか、自分では判断できませんでした。そこで弁護士さんに相談したんです」
Aさんの依頼を受けた弁護士は、保険会社の提示額を精査し、慰謝料や逸失利益の算定基準が被害者にとって不利なものであることを見抜きました。
「弁護士さんはすぐに交渉に入ってくれました。慰謝料は裁判基準で、逸失利益についても将来への影響をきちんと反映した計算で主張してくれたそうです」
弁護士の粘り強い交渉の結果、保険会社は増額に応じ、最終的な受取額は約276万円に。当初の提示額から約159万円もの増額を勝ち取ることができました。
「150万円以上も増額されて、本当に驚きました。弁護士さんに依頼していなければ、この金額を手にすることはできなかったでしょう。心から感謝しています」
提示額に疑問を感じたら、まずは相談を
「保険会社から提示された金額を鵜呑みにしてはいけないと、身をもって知りました。知識がなければ、低い金額で示談に応じてしまっていたかもしれません。弁護士さんに依頼したことで、経済的な不安も解消され、精神的にも救われました。賠償金について少しでも納得いかない点があれば、泣き寝入りする前に、ぜひ弁護士さんに相談してみてください」