突然の追突事故、家族を支える体に走った痛み
埼玉県にお住まいのKさん(50代・男性)は、家族を支える主夫。ある年の冬、信号待ちで停車中に、後方から突然追突されるという不運な事故に見舞われました。
「ドンッという衝撃の後、首と腰に痛みが走りました。まさか停まっている時にぶつけられるなんて、本当に驚きました」
Kさんには目の不自由な奥様と小学生の娘さんがいます。自身の体の不調は、家族の生活に直接影響するため、Kさんは大きな不安を感じながら整形外科での治療を開始しました。
治療の傍らで募る、生活と補償への大きな不安
治療を続けても、首や腰の痛みはなかなか和らぎません。
「妻の介助や娘の世話など、自分が動けないと家のことが全く回らないんです。それなのに体は痛くて思うように動けない。この状況で、きちんと補償は受けられるのだろうか、と焦りばかりが募りました」
相手方の保険会社から賠償額の提示もなかなか無い中、主夫である自分の休業損害が認められるのか、古い愛車の修理代はちゃんと出るのか、Kさんの悩みは尽きませんでした。
弁護士への相談が拓いた道、主夫としての権利の証明
一人で悩み続けても解決しないと考えたKさんは、ご自身の自動車保険に付いていた弁護士特約を使い、専門家へ相談することを決意します。
「今後の流れや慰謝料のことなど、分からないことだらけだったので、弁護士さんにすべてお任せすることにしました」
依頼を受けた弁護士は、Kさんが主夫として家庭を支えていることを具体的に主張。奥様の障害者手帳などを証拠として保険会社と交渉を重ねました。
「その結果、主夫としての休業損害がしっかり認められ、慰謝料も裁判で使われる基準の満額で解決することができました。本当に心強かったです」
専門家と共闘することの重要性
「『主夫だから』と、休業損害などを諦めかけていた部分もありました。もし弁護士さんに相談していなければ、きっと泣き寝入りしていたと思います。自分では難しい主張も、専門家の方ならしっかりと道筋を立ててくれます。事故に遭い、少しでも不安を感じたら、一人で抱え込まずに相談することが大切だと実感しました」