最初の事故の治療最終日に起きた、さらなる悲劇
Kさん(60代・男性)を襲ったのは、一度ならず二度の不運でした。2021年の初め、高速道路での玉突き事故に巻き込まれ、むちうちの治療を続けていました。そして、ようやく治療が終わるというその日の夕方、二度目の事故が起こります。
「歩道を歩いていたら、いきなり後ろから自転車にすごい勢いで追突されたんです。あまりの衝撃に吹き飛ばされ、肩から地面に叩きつけられました。自分で起き上がることもできず、救急車で運ばれました」
最初の病院では骨に異常はないと言われましたが、Kさんの痛みは一向に引きませんでした。
判明した圧迫骨折と、動けない体への絶望
「あまりに痛みが続くので、最初の事故でお世話になった整形外科を受診しました。そこでMRI検査を勧められ、別の病院で撮ってもらったところ、『第1腰椎圧迫骨折』だと判明したんです」
最初の診断では見つからなかった重傷。Kさんは、仰向けの状態から一人で起き上がれず、300メートルほど歩くだけで激痛が走るという辛い日々を送ることになります。
「手術もできないと言われ、コルセットで固定して骨が固まるのを待つしかありませんでした。腰の骨折のせいで首のリハビリもできず、ただ痛みに耐えるだけの毎日。本当に先が見えず、絶望的な気持ちでした」
弁護士への相談と後遺障害認定、そして安堵
立て続けの事故と終わらない痛み、そして今後の生活への不安から、Kさんは弁護士に相談することを決意します。
「このままではどうにもならないと思い、専門家にお願いすることにしました。弁護士さんは親身に話を聞いてくれ、後遺障害の申請から保険会社との交渉まで、すべて引き受けてくれました」
弁護士のサポートのもと、Kさんの症状は後遺障害「併合11級」に相当すると認められました。
「大変な怪我だったのだと改めて実感すると同時に、きちんと評価してもらえたことに安堵しました。保険会社との煩わしいやり取りからも解放され、治療に専念できたのは本当にありがたかったです。最終的に、納得のいく形で示談を終えることができました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「私のように立て続けに事故に遭うケースは珍しいかもしれませんが、突然の事故で心身ともに辛い思いをされている方は多いと思います。特に保険会社とのやり取りは大きなストレスになります。一人で抱え込まず、早い段階で弁護士のような専門家に相談することが、適切な補償と心の平穏を得るための第一歩だと思います」