突然の事故と後遺障害12級認定
Nさんの娘様が、お母様(当時70代・女性)の事故について語ります。
「2019年の夏、母が自転車で走行中に車と衝突し、膝を骨折する大怪我を負いました。3ヶ月半もの入院と手術を乗り越えましたが、残念ながら膝の動きに障害が残ってしまいました」
懸命な治療の末、Nさんの症状は固定し、後遺障害等級12級7号が認定されました。
保険会社からの提示額への強い不信感
後遺障害の認定後、相手方の保険会社から約320万円の示談金が提示されました。
「母は膝にプレートが埋まったままで、事故前のように動くことはもうできません。その苦しみを考えると、提示額が低すぎると感じ、強い不信感を抱きました」
さらに、事故当初から訴えていた手の怪我については、事故との因果関係が不明だとして補償の対象外とされており、ご家族の不満は募るばかりでした。
弁護士への依頼と200万円以上の増額
「このままではいけないと思い、賠償金が適正なのか確かめるためにも、弁護士さんに相談することにしました」
依頼の直後、Nさんが事故とは無関係の理由で亡くなるという悲しい出来事がありましたが、娘様たちは相続人として正式に弁護士に交渉を依頼。弁護士は、Nさんが事故に遭わなければ得られたはずの利益(逸失利益)などを改めて算出し、保険会社と粘り強く交渉を重ねました。
「弁護士さんの交渉の結果、最終的に5,258,334円で示談が成立しました。当初の提示額3,195,006円から200万円以上も増額したことになります。専門家にお願いして、本当に良かったです」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社から提示される金額は、必ずしも適正とは限りません。特に後遺障害が残った場合は、本来受け取れるはずの金額よりずっと低いことが多いと聞きます。提示額に少しでも疑問を感じたら、サインする前に一度弁護士さんに相談してみてください。私たちのケースのように、結果が大きく変わる可能性があります」