突然の事故と長期にわたる治療
2018年の夏、学校関係者のTさん(30代・男性)は、バイクで走行中に自動車と衝突する事故に遭いました。
「右肩の脱臼と骨折で、自分の膝の腱を移植する大きな手術も受けました。入院やリハビリ通院も長くかかり、体も仕事も本当に大変でした」
予期せぬ事故により、Tさんは身体的にも経済的にも大きな負担を強いられることになりました。
後遺障害『非該当』と低すぎる提示額
約2年半の治療の末、症状固定となりましたが、Tさんには腕が上がらないなどの深刻な後遺症が残りました。しかし、保険会社が事前に行った後遺障害の認定結果はまさかの『非該当』。その後、保険会社から提示された示談金額は約116万円でした。
「手術までしたのに、後遺障害が認められないなんて信じられませんでした。提示された金額も、これまでの苦労や将来の不安を考えると、到底受け入れられるものではありませんでした」
弁護士介入で賠償金は677万円以上増額
保険会社の対応に強い不信感を抱いたTさんは、弁護士に依頼することを決意します。
弁護士はすぐさま後遺障害の異議申立て手続きに着手。医学的観点から粘り強く主張を重ねた結果、後遺障害等級12級5号の認定を勝ち取りました。
「後遺障害が認められたことで、交渉が全く変わりました。弁護士さんがすべて対応してくれて、最終的に物損と合わせて総額約794万円で解決できました。最初の提示額から677万円以上も増額されたことになり、専門家にお願いして本当に良かったと心から思いました」
適正な賠償金を得るために
「保険会社の提示額を鵜呑みにしていたら、と思うとぞっとします。弁護士特約はありませんでしたが、結果的に費用を払ってでもお任せして大正解でした。正しい知識がなければ、適正な賠償金は得られません。保険会社の提示に少しでも疑問を感じたら、一人で悩まず、まずは専門家に相談することが何より大切だと思います」