センターラインオーバー事故で頚椎脱臼骨折
2020年の年始、Mさん(60代・女性)は山梨県内で、センターラインをオーバーしてきた対向車に衝突されるという事故に遭いました。過失割合は相手方が100%でした。
「初詣の道中でした。まさかセンターラインを越えて車が突っ込んでくるなんて、思ってもみませんでした」
この事故でMさんは頚椎脱臼骨折や鎖骨骨折などの大怪我を負い、約3ヶ月の入院と、その後も約9ヶ月にわたる通院治療を続けることになりました。
後遺障害10級認定と、不十分な賠償提示
約1年間の治療の末、残念ながら首の痛みなどが残り、症状固定。後遺障害等級は併合10級が認定されました。その後、相手方の保険会社から示談金の提示がありましたが、その額はMさんにとって到底納得できるものではありませんでした。
「後遺障害が10級と認定されたのに、提示された金額は約583万円でした。『本当にこれだけなのだろうか』と大きな不安を感じました。逸失利益や慰謝料の計算が正しいのか、素人の私には全く分かりませんでした」
弁護士介入で賠償金が1300万円に増額
提示額の妥当性に疑問を感じたMさんは、自身の自動車保険に付帯していた弁護士特約を使い、弁護士に相談することを決意します。
「弁護士さんが保険会社に1500万円以上を請求してくださり、粘り強く交渉してくれました。途中で相手方から増額の提示がありましたが、そこからさらに交渉を重ねてくださったんです」
依頼を受けた弁護士が提示内容を精査したところ、後遺障害逸失利益や慰謝料が低く計算されていることが判明。粘り強い交渉の結果、最終的に、当初提示の2.2倍以上となる1300万円で示談が成立しました。
「弁護士さんに頼んでいなければ、約716万円も低い金額でサインしていたかもしれません。専門家にお願いしたことで、正当な賠償金を受け取ることができ、本当に感謝しています」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「後遺障害が認定されても、保険会社からの提示額が必ずしも適正とは限りません。私の場合、弁護士さんにお願いしたことで、賠償金が2倍以上になりました。保険会社の提示に少しでも疑問を感じたら、諦める前に、まずは弁護士さんに相談してみてください。弁護士特約を使えば費用負担もありませんし、何より心強い味方になってくれます」