青信号の交差点で突然の衝突
2021年の春、アルバイトとして働くTさん(20代・男性)は、長崎県内でバイクを運転中に事故に遭いました。
「片側2車線の道路をバイクで直進していました。交差点の信号は青でした。すると、信号のない脇道から出てきた車に突然、側面から衝突されたんです」
Tさんはこの事故で左ひざを骨折する大怪我を負い、17日間の入院と、約9ヶ月にわたる長い通院治療を余儀なくされました。
後遺症の認定と保険会社への不信感
懸命な治療を続けましたが、Tさんの左ひざには痛みが残ってしまいました。その結果、後遺障害14級9号が認定されることになります。
「治療が終わっても痛みが残ってしまい、後遺障害として認められました。でも、その後しばらくして相手の保険会社から送られてきた賠償金の提示を見て、本当にこれでいいのかと不安になりました。後遺症が残るほどの怪我なのに、この金額はあまりに低いのではないかと感じたんです」
弁護士への相談で得られた正当な補償
保険会社の提示に納得できなかったTさんは、自身の自動車保険に付いていた弁護士特約を使い、専門家に相談することを決意します。
「弁護士さんに事情を話し、提示された金額が妥当なのか見てもらいました。すると、弁護士さんが使う基準ではもっと高い金額になるはずだと教えてもらい、交渉をお願いすることにしました」
弁護士がTさんに代わって保険会社と交渉。その結果、慰謝料などが裁判で用いられる基準の9割相当まで増額され、最終的に納得のいく形で示談を成立させることができました。
納得できない時は専門家に相談を
「もしあのまま示談していたら、後遺症の苦しみに見合わない金額しか受け取れなかったと思います。保険会社の言うことがすべて正しいわけではないと知りました。提示された内容に少しでも疑問や不安を感じたら、一人で悩まずに、まずは弁護士さんに相談してみることを強くお勧めします」