突然の衝突事故と足首の骨折
Aさん(30代・男性)は、福島県でバイクを運転中に事故に遭いました。
「片側1車線の道をまっすぐ走っていたら、右側から一時停止が甘いまま出てきた車に突っ込んできたんです。相手は70代の高齢ドライバーでした」
この事故でAさんは右足首を骨折する大怪我を負いました。
「事故後すぐに入院して、足にボルトを入れる手術を受けました。約1年後には、そのボルトを抜くために再び入院。まさかこんな大怪我をするなんて、思ってもみませんでした」
長引く治療と不誠実な相手方対応
治療は約2年に及びましたが、足首の可動域は狭くなり、しびれも残ってしまいました。Aさんは後遺障害等級14級9号の認定を受けます。しかし、本当の苦しみはここから始まりました。
「相手の保険会社と話していても、つじつまが合わないことばかりで話にならなかったんです。すると今度は相手が代理人事務所を立ててきたのですが、そこの担当者が代わった途端、引き継ぎがされず、1年間も交渉がストップして。嫌がらせかと思いました」
ようやく送られてきた書面も意味不明なものばかりで、Aさんは心身ともに疲弊していきました。
弁護士への相談と裁判による解決
「自分ではもう限界だと思い、弁護士さんに相談することにしました。後遺症が残っているのに、相手の対応があまりにひどいと訴えました」
Aさんの話を聞いた弁護士は、相手方の提示内容が不当に低いと判断し、訴訟を提起しました。
「裁判では、弁護士さんが僕の代わりにすべて主張してくれました。相手方と直接やり取りするストレスから解放されただけでも、本当に救われました」
裁判官主導で和解手続きが進み、最終的にAさんは納得のいく賠償金を受け取ることができました。足首の痛みは残るものの、心のつかえは取れたといいます。
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「後遺症が残ってつらいのに、保険会社や代理人から不誠実な対応をされると、本当に精神的に追い詰められます。僕の場合、相手の提示額の計算根拠もおかしいと感じていました。専門的な知識がないと、言われるがままになってしまいます。少しでも疑問に思ったら、一人で抱え込まずに弁護士さんに相談することをお勧めします」