突然の追突事故と治療費への不安
2022年の夏、Nさん(50代・男性)は埼玉県内で信号待ちのため停車中、後方から追突されるという100%相手方過失の事故に遭いました。
「いきなり後ろから追突され、首と右肩を痛めてしまいました。すぐに病院へ行き、そこから通院生活が始まりました」
自営業を営むNさんにとって、体の痛みはもちろん、仕事への影響や治療費のことが頭をよぎり、気が気ではありませんでした。
「この治療はいつまで続くのだろうか、補償はきちんとしてもらえるのだろうかと、不安な毎日でした」
治療打ち切りの示唆と賠償金ゼロの絶望
痛みが残る中、懸命に治療を続けていたNさんでしたが、相手方の保険会社から治療の終了を示唆する連絡を受けます。
「まだ痛いのに『治療はもう終わり』と言わんばかりの対応でした。それなのに、慰謝料などの賠償金については何の話もありません。保険会社から提示される前に示談交渉をはじめるしかない状況だったのです」
このままでは治療費も打ち切られ、痛みだけが残ってしまう。十分な補償も受けられないのではないか。Nさんは絶望的な気持ちになりました。
弁護士依頼で後遺障害14級認定、賠償金約249万円を獲得
「どうにもならず、藁にもすがる思いで、自分の保険の弁護士特約を使って弁護士さんにお願いすることにしました」
依頼を受けた弁護士は、Nさんの症状が後遺障害に該当する可能性があると判断し、すぐに手続きを進めました。
「弁護士さんが動いてくれたおかげで、後遺障害14級が認定されたんです。そして、その結果をもとに保険会社と交渉を進めてくれました。最終的に、物損と合わせて約249万円の賠償金で示談が成立しました。保険会社から何の提示もなかった状態から考えると、信じられない金額です。専門家に頼んで本当に良かったです」
適正な賠償金を得るために、専門家への相談を
「もし弁護士さんに頼んでいなければ、後遺障害が認められることもなく、泣き寝入りしていたかもしれません。保険会社との交渉は、知識がない個人ではとても太刀打ちできません。賠償金の提示がおかしい、そもそも提示がない、といった場合は、迷わず弁護士さんに相談するべきです。弁護士特約があれば費用負担もないので、使わない手はないと思います」