路側帯を歩行中、背後から突然の衝撃
2021年の秋、Kさん(40代・女性)は、大阪府内で歩行中に予期せぬ事故に見舞われます。
「中央線のない道路の路側帯を歩いていたら、後ろから来た自動車のサイドミラーが右肘にいきなりぶつかってきたんです。すごい衝撃でした」
事故後すぐに病院へ向かい、右肘の打撲とむち打ちと診断されました。
「実はこの事故の少し前にも同じ肘を怪我していて、その古傷も痛むような気がして、治療が長引くのではないかと不安でした」
無視を続ける保険会社と、前の弁護士への不信感
事故後、相手方の保険会社は一切の対応をしてくれず、Kさんは治療費をすべて自分で立て替えることになりました。さらに、Kさんを苦しめたのは、以前の怪我を理由に補償が減額されるのではないかという懸念でした。
「事故のせいで痛いのに、相手の保険会社は知らんぷり。治療費は全部自腹で、この先どうなるのか不安でたまりませんでした」
藁にもすがる思いで依頼した弁護士からは「お金にならない仕事はしたくない」と手続きを断られ、Kさんは心に深い傷を負いました。
「誰を信じたらいいのか分からなくなりました。本当に悔しくて、絶望的な気持ちでした」
弁護士を変更し、自賠責保険から正当な補償を獲得
しかしKさんは諦めませんでした。自動車保険に付帯していた弁護士特約を使い、別の弁護士に相談することにしたのです。
「新しい弁護士さんは、これまでの経緯や私の悔しい気持ちを親身に聞いてくれて、信頼できると感じました」
依頼を受けた弁護士は、まず後遺障害の被害者請求を行いましたが、結果は「非該当」。それでも弁護士はすぐさま次の手続きに移り、自賠責保険へ直接損害賠償を請求しました。
「後遺障害は認められませんでしたが、先生がすぐに動いてくださり、今度は自賠責保険から十分な補償を受けることができました。相手の保険会社と直接話すストレスもなく、前の事故を理由に減額されることもなく解決できたので、本当に感謝しています」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社が対応してくれなかったり、納得のいかないことを言われたりしても、諦めないでほしいです。私のように、弁護士さんとの相性が合わないこともあるかもしれません。でも、信頼できる専門家は必ずいます。弁護士特約があれば費用を気にせず相談できますし、一人で抱え込まずに、まずは相談してみることが大切だと思います」