避けられなかった正面衝突と深刻な怪我
ある年の春、Hさん(60代・男性)は、岡山県内で車を運転中にセンターラインをはみ出してきた対向車と正面衝突する大事故に遭いました。
「本当に一瞬の出来事でした。相手の車が猛スピードで目の前に迫ってきて…」
この事故でHさんは腰を圧迫骨折するなどの大怪我を負い、治療に専念せざるを得ない状況となりました。
「コロナ禍で入院もできず、3ヶ月もの間、自宅での安静を強いられました。仕事もできず、ただ痛みに耐える日々は本当につらかったです」
保険会社からの提示はなく、募る金銭的な不安
治療は続いているものの、加害者側の保険会社からは慰謝料などに関する具体的な金額の提示がありませんでした。Hさんは、保険会社から提示される前に、今後の交渉を有利に進めたいと考えていました。
「相手も自分も同じ保険会社ということもあり、このままでは不利な条件で話が進められてしまうのではないかと不安でした。治療費以外の補償がどうなるのか全く見えず、途方に暮れていました」
弁護士介入で後遺障害11級認定、賠償金は1331万円に
Hさんは、自身の自動車保険に付帯していた弁護士特約を使い、専門家へ依頼することを決断します。
「このままではいけないと思い、弁護士さんに依頼することにしました。費用を気にせずお願いできたのは大きかったです」
弁護士はまず後遺障害等級の獲得を目指し、被害者請求を行った結果、見事「11級7号」の認定を受けました。その後の示談交渉では、保険会社側がHさんの逸失利益について減額を主張してきましたが、弁護士がHさんの職業の実態を踏まえて的確に反論し、粘り強く交渉を続けました。
「最終的に、自賠責保険からの支払いと合わせて、総額1331万円で示談することができました。もし自分で交渉していたら、到底このような結果にはならなかったと思います。専門家の力は本当に大きいと実感しました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「もし自分で交渉していたら、後遺障害の認定も受けられず、これほど大きな賠償金を受け取ることはできなかったでしょう。保険会社の対応に疑問を感じたり、なかなか提示がなかったりした場合は、すぐに弁護士さんに相談するべきです。特に弁護士特約があるなら、使わない手はありません。一人で悩まず、専門家を頼ることを強くお勧めします」