家族で乗車中、突然の割り込み衝突
ある年の夏、Aさん(40代・男性)は、妻と生後5ヶ月のお子さんを乗せて都内の片側3車線の道路を走行中、突然の事故に見舞われました。
「隣の車線を走っていた車が、混雑していたのか、私たちの前に急に割り込んできたんです。ブレーキをかけましたが間に合わず、衝突してしまいました」
この事故で、Aさんと同乗していた妻は「むちうち」と診断されます。
「私自身も首が痛みましたし、妻の方が症状が重いようでした。幸い子供に怪我はなかったものの、本当に肝を冷やしました。まさか急に割り込まれるなんて、予想もしていませんでした」
納得できない過失割合と保険会社の不誠実な対応
事故後、Aさんは相手方の保険会社の対応に強い不信感を抱くことになります。
「ドライブレコーダーの映像もあるのに、こちらの過失が3割だと言われたんです。どう考えても避けようがなかったのに、なぜこちらにも過失があるのかと、怒りがこみ上げました」
さらに、代車の提供を拒否されるなど、保険会社の対応は納得のいかないものばかり。Aさん夫妻は体の痛みに加え、保険会社とのやり取りで精神的にも追い詰められていきました。
弁護士への依頼と、取り戻した心の平穏
「このままではいけないと思い、自分の自動車保険に付いていた弁護士特約を使って相談することにしました。納得できない過失割合のこと、車の評価損のこと、自営業である私の休業損害のことなど、不安な点をすべて弁護士さんにお話ししました」
依頼後は、保険会社との交渉をすべて弁護士に任せることができました。
「それまで感じていたストレスから解放され、妻と安心して治療に専念できたのが何より大きかったです。面倒なやり取りから解放されるだけでも、弁護士さんに頼む価値は十分にあると感じました」
最終的に、Aさんの納得のいく形で示談を成立させることができました。
少しでも疑問を感じたら専門家に相談を
「もし保険会社の言うことを鵜呑みにしていたら、今でも悔しい思いを引きずっていたと思います。過失割合のような専門的なことは、知識がないと相手の言いなりになってしまいがちです。少しでも『おかしいな』と感じたら、一人で抱え込まずに弁護士に相談することをお勧めします。特約があれば費用を心配する必要もありません。諦める前に、まずは話を聞いてもらうことが大切だと思います」