駐車場での予期せぬ衝突事故
2021年の春、Tさん(30代・男性)は、岐阜県内の駐車場で仕事中に事故に遭いました。
「個人事業主として商品の配達中でした。コンビニの駐車場で台車を使って商品を運んでいたところ、駐車しようとした車が操作を誤って、私と台車に正面から突っ込んできたんです」
予期せぬ出来事に、Tさんは強い衝撃を受けました。
「すぐに病院へ行き、腰椎挫傷と左膝挫傷と診断されました。まさか駐車場でこんな事故に遭うなんて、考えもしませんでした」
続く痛みと後遺障害非該当という壁
Tさんは懸命に治療を続けましたが、事故から約半年が経っても腰の痛みや違和感は引きませんでした。
「治療は半年ほどで打ち切りになってしまいました。ですが、痛みは残ったままだったので、後遺障害の申請をしたんです。結果は『非該当』でした。納得できず、異議申立てもお願いしましたが、結果は変わりませんでした。これだけ痛みが続いているのに、なぜ認めてもらえないのかと、本当に悔しくて…」
身体の不調に加え、法的な評価も得られない状況に、Tさんは精神的にも追い詰められていきました。
弁護士を変更し、心機一転の解決へ
さらにTさんを悩ませたのは、当時依頼していた弁護士との関係でした。
「どうも話が噛み合わないというか、意思の疎通がうまくいっていないと感じることが多く、不安が募っていました。そこで思い切って、弁護士さんを変えることにしたんです」
新たな弁護士は、Tさんの話を親身に聞き、今後の対応を丁寧に説明してくれました。
「後遺障害の認定は難しい状況でしたが、新しい弁護士さんは今後の交渉についてしっかりと道筋を示してくれました。結果的に後遺障害は認められませんでしたが、慰謝料などを含めて納得できる形で示談をまとめてくださり、ようやく気持ちの整理がつきました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故の対応では弁護士さんに頼ることが多いと思いますが、もし少しでも『話が合わないな』と感じたら、別の専門家の意見を聞いてみるのも一つの手だと思います。私は弁護士さんを変えたことで、精神的にとても楽になりました。一人で抱え込まず、信頼できる専門家を見つけることが大切だと感じています」