ランニング中の事故で両肘を骨折
2021年の夏、Sさん(20代・男性)は、静岡県内で夜のランニング中に交通事故に遭いました。
「交差点を走っていたところ、一時不停止を無視した車に衝突されました。歩行者だった私に過失はないはずです」
この事故でSさんは両肘を骨折する大怪我を負い、約半年にわたる治療を余儀なくされました。
後遺障害12級、しかし提示額は900万円
治療の甲斐なく右肘には後遺症が残り、後遺障害12級6号が認定されました。その後、相手方の保険会社から示談金の提示がありましたが、その金額は900万円でした。
「後遺障害が認定されたにもかかわらず、保険会社から提示されたのは900万円という金額でした。しかも、その内訳もはっきりしない。この金額が、後遺症を抱えて生きていく自分への十分な補償だとは到底思えませんでした」
Sさんは、このまま示談してよいものか、大きな不安を感じていました。
弁護士介入で賠償金が631万円以上増額!
提示額に納得できなかったSさんは、弁護士に相談し、正式に示談交渉を依頼しました。
「この金額が妥当なのか、もっと増額できないのか、専門家の意見が聞きたくて弁護士さんに依頼することにしました」
弁護士がSさんの後遺障害逸失利益などを裁判で使われる基準で再計算し、相手方保険会社と交渉。一度は1500万円という回答でしたが、Sさんの意向を受けて再度交渉した結果、事態は大きく動きました。
「弁護士さんが交渉してくれた結果、最終的に15,316,508円で示談することができました。最初の提示額から630万円以上も増額したことになります。専門家に頼むことの重要性を痛感しました」
賠償金の提示に疑問を感じたら専門家へ
「保険会社から提示された金額をそのまま受け入れていたら、600万円以上も低い金額で合意していたかもしれません。大きな怪我や後遺障害が残った場合、その賠償額が適正かどうかは専門家でないと判断できません。私のように弁護士費用特約がなくても、相談して良かったと心から思っています。少しでも『おかしいな』と思ったら、すぐに弁護士さんに相談するべきです」