予期せぬ玉突き事故と経済的な不安
2022年の秋、Iさん(30代・女性)は、夫が運転する車で奈良県内を走行中、停車中に後方から追突される玉突き事故に遭いました。
「夫が事業を始めたばかりの時期で、乗っていた車も全損になってしまいました。私もむち打ちになってしまい、これからどうなってしまうのか、経済的な不安が大きかったです」
事故の相手方保険会社との交渉は、ご夫婦にとって大きな負担となっていました。
「車の時価額の評価も低く、私の休業損害についても、開業直後で証明が難しく、話が全く進みませんでした」
提示ゼロからのスタートと弁護士への依頼
Iさんご夫婦は、相手方の保険会社から賠償額について具体的な提示がないまま、時間だけが過ぎていく状況に焦りを感じていました。
「このままでは正当な補償を受けられない。そう思い、自動車保険に付いていた弁護士特約を使って弁護士さんに相談することにしました」
相談時、Iさんはむち打ちの治療を続けていましたが、個人事業主としての休業損害の請求が難しい状況を伝え、主婦としての休業損害を主張する方針で進めることになりました。
後遺障害14級認定!粘りの交渉で賠償金298万円を獲得
弁護士は、まずIさんの後遺障害等級認定の手続きに着手し、見事「後遺障害14級9号」が認定されました。
「痛みが後遺障害として認められたことで、賠償金の交渉が大きく前進しました。弁護士さんが私たちの代わりに、裁判で使われる基準で計算した金額を保険会社に請求してくれました」
保険会社から提示される前に示談交渉をはじめたため、当初、具体的な金額は全く示されていませんでしたが、弁護士が介入したことで本格的な交渉がスタート。保険会社の回答は渋く、交渉は1年近くに及びましたが、弁護士は粘り強く交渉を重ねました。
「最終的に、私たちの『早く解決したい』という意向を汲んでいただき、2,983,680円で示談をまとめてくださいました。提示がなかった状態からここまで交渉していただき、本当に感謝しています」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「もし弁護士さんに頼んでいなければ、どれだけ低い金額で話が進んでいたかと思うと怖くなります。特に、休業損害や後遺障害といった専門的なことは、プロに任せるのが一番です。弁護士特約があれば費用の心配もいりません。納得できないまま示談する前に、ぜひ一度相談してみてください」