納車3ヶ月、高速道路での悲劇的な追突事故
2022年の夏、Tさん(30代・男性)は、人生で初めての自家用車となる国産のSUVを新車で購入したばかりでした。しかしそのわずか3ヶ月後の冬、悪夢のような出来事が彼を襲います。
「東京都内の高速道路で渋滞中に停車していたら、後ろから追突されました。相手の完全な脇見運転です。ドライブレコーダーにもしっかり映っていました」
事故でTさんと妻は頚椎捻挫の怪我を負い、通院することになりました。
「何よりショックだったのは、やっと手に入れた新車が事故車になってしまったことです。精神的なダメージは本当に大きかったですね」
評価損は? 賠償金の提示なく募る不信感
Tさんが特に懸念していたのは、新車の評価損(格落ち損)でした。
「納車3ヶ月で、400万円近くした新車だったのに…。評価損についても納得できる補償をしてもらいたいと強く思っていました」
しかし、保険会社との交渉は難航。さらに、事故のショックからTさん自身がぶつけてしまった傷については、事故とは無関係として扱われてしまいました。
「相手の保険会社はこちらの話を聞いてくれず、そもそも賠償金の具体的な提示すらない状態でした。このままでは泣き寝入りになってしまうのではと、強い不満と不安を感じていました」
弁護士介入で交渉一変、賠償金114万円を獲得
保険会社から提示される前に、Tさんは弁護士費用特約を利用して専門家に依頼することを決意します。
「自分で交渉するのは限界だと思いました。お金のことはすべて専門家にお任せしたかったんです」
弁護士が介入し、Tさんに代わって保険会社との交渉を開始。治療期間などで争いがあり交渉は長引いたものの、粘り強い交渉を続けました。
その結果、人身部分で約62万円、物損部分で約52万円、合計で1,141,374円の賠償金を獲得して示談が成立しました。
「保険会社から提示がないまま交渉を始めたので増額幅は分かりませんが、最終的な結果には満足しています。評価損など難しい問題もすべて含めて対応していただけたので、本当に心強かったです」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故後、保険会社から何の提示もないまま時間が過ぎていくのは、本当に不安なものです。特に新車の評価損などは、個人で交渉してもなかなか認められにくいと聞きます。弁護士特約があれば、費用負担なく専門家が味方になってくれます。納得できないまま示談する前に、一度相談してみることを強くお勧めします」