突然の衝突事故と経済的な不安
ある年の秋、Mさん(70代・男性)は、埼玉県内の住宅地で原付バイクを運転中、前方から突然突っ込んできた車にはねられるという大事故に遭いました。
「路地から出てきた車が、アクセルとブレーキを踏み間違えたらしく、そのままの勢いで…。左足とあばらを骨折し、顔や足には大きな切り傷が残りました」
事故の衝撃でバイクは全損。Mさん自身も入院を余儀なくされるほどの重傷を負い、治療費や今後の生活への不安が重くのしかかりました。
保険会社からの提示はなく、募る不信感
Mさんは懸命に治療を続けましたが、相手方の保険会社の対応は納得のいくものではありませんでした。
「こちらの過失はゼロだと主張しても聞き入れられず、過失割合で揉めました。それだけでなく、怪我の治療費や休業損害、慰謝料など、賠償金については具体的な提示が全くないまま時間が過ぎていきました」
このままでは正当な補償を受けられないのではないか。Mさんは保険会社の対応に強い不信感を抱き、弁護士に助けを求めることにしました。
弁護士依頼で事態が好転、最終的に240万円を獲得
「保険会社から提示がない状況で交渉を始めるのは不安でしたが、弁護士さんにすべてお任せすることにしました」
依頼を受けた弁護士は、まずMさんの足に残った傷跡について後遺障害の被害者請求を行い、14級3号の等級認定を勝ち取りました。この認定を基に保険会社との本格的な示談交渉を開始します。
「弁護士さんが粘り強く交渉してくださったおかげで、最終的に自賠責保険からの75万円を含め、総額で240万円を超える賠償金を受け取ることができました。提示がゼロだった状態から考えると、信じられない金額です。全損になったバイクの補償もしっかり認めてもらえ、本当に感謝しています」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故後、保険会社から何の連絡も提示もないと、本当に不安になると思います。私もそうでした。でも、そこで諦めてはいけません。弁護士特約がなくても、相談してみる価値は十分にあります。賠償金の問題は専門家に任せることで、適正な金額を勝ち取ることができます。一人で悩まず、まずは相談してみてください」