突然の事故と経営者としての苦悩
2023年の秋、都内で玉突き事故に遭ったOさん(40代・男性)。全身の痛みを抱えながら、経営者として特別な悩みに直面していました。
「事故の衝撃で全身を痛め、2日間入院しました。退院後も仕事ができる状態ではなく、車での通勤も困難になったため、職場で寝泊まりする日々でした」
提示ゼロの絶望と休業損害の壁
Oさんをさらに追い詰めたのは、お金の問題でした。
「相手方の保険会社からは何の連絡もなく、当然、賠償金の提示もありませんでした。保険会社から提示される前に示談交渉をはじめるしかない状況でした」
特に深刻だったのが休業損害です。
「私は一人で会社を経営しているのですが、事故の前年度は起業したばかりで売上実績がほとんどなかったんです。これでは休業による損害を証明できず、補償を受けられないのではないかと、本当に絶望的な気持ちでした」
弁護士の交渉で休業損害74万円、総額155万円を獲得
自身の保険に付いていた弁護士特約を使い、藁にもすがる思いで相談したOさん。弁護士は、Oさんの状況を的確に分析しました。
「弁護士さんは、私が一人社長であることや、起業直後で実績の証明が難しい状況を理解してくれました。その上で、国の統計である賃金センサスを基に休業損害を計算し、粘り強く交渉してくれたんです」
その結果、困難とされた休業損害約74万円が認められ、慰謝料などを含めた総額1,558,544円で示談が成立しました。
「提示が全くなかった状態から、これだけの金額を認めてもらえたことに本当に驚きました。専門家の力はすごいと実感しました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「私のように個人で事業をしていたり、特殊な事情があったりすると、休業損害の請求はとても複雑で難しいと思います。もし弁護士さんに相談していなければ、十分な補償を受けられずに泣き寝入りしていたかもしれません。弁護士特約を使えば費用負担なく相談できます。お金の問題で悩んだら、すぐに専門家に頼るべきです」