右直事故で利き手を骨折、3ヶ月の休業へ
ある年の初夏、Fさん(20代・女性)は、岐阜県内の交差点で右折車と衝突する事故に遭いました。
「青信号で直進中にぶつかられ、利き腕の右手を骨折してしまいました。専門的な仕事をしているのですが、利き手が使えないと仕事にならず、結局3ヶ月も休むことになってしまいました」
体の痛みに加え、収入が途絶えることへの不安を抱えながら、Fさんは治療を続けることになりました。
治療費打ち切りと補償への不安
事故から半年後、保険会社から治療費の打ち切りを打診されます。
「リハビリを続けても手の痺れが残っているのに、治療費を打ち切ると言われました。その上、休業した間の補償や、今後の慰謝料について、保険会社からは具体的な金額の提示が全くなかったんです」
さらにFさんは、事故による欠勤で有給休暇が付与されなかったことについても保険会社に相談しましたが、「保証できない」と一蹴されてしまいました。
「泣き寝入りするしかないのかと途方に暮れました」
弁護士依頼で後遺障害14級認定、賠償金約315万円獲得
保険会社から提示がないままではいけないと、Fさんは自動車保険の弁護士特約を使って依頼することを決意します。
弁護士はまず後遺障害の被害者請求を行い、14級が認定。これにより、自賠責保険から75万円が支払われました。
「一番心配だった休業中の補償についても、弁護士さんが粘り強く交渉してくれました。有給がもらえなかった損害も含めて、こちらの主張がほとんど認められ、休業損害だけで120万円以上になったと聞いて驚きました」
保険会社から提示される前に示談交渉をはじめた結果、最終的に示談金として約240万円、自賠責保険金と合わせて合計約315万円を受け取ることができました。「弁護士さんに頼んでいなければ、こんな金額にはならなかったと思います」とFさんは語ります。
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社からは何の提示もなかったので、もし自分で交渉していたら、正当な補償を受け取れなかったかもしれません。特に休業損害や、事故が原因で受けた不利益(有給休暇など)は、専門家でなければ主張するのが難しいと感じました。弁護士特約があれば費用の心配もいりません。お金のことで不安を感じたら、すぐに弁護士さんに相談することをおすすめします」