突然の非接触事故と納得できない過失割合
ある年の冬、不動産関係の仕事をしているTさん(50代・男性)は、福島県内で車を運転中に予期せぬ事故に巻き込まれました。
「優先道路を走っていたら、交差点で相手の車が急に右折して目の前に出てきたんです。危ないと思ってハンドルを切ったら、標識と縁石に激突してしまいました。相手の車とはぶつかっていない、いわゆる非接触事故です」
この事故で、Tさんは頸椎捻挫と肩の打撲という怪我を負いました。
「事故のせいで首が右に動かなくなり、肩も痛くて…。それに、同乗していた高校生の息子も同じように首を痛めてしまいました。相手の保険会社が提示してきた過失割合は、こちらにも5%あるというもので、到底納得できませんでした」
整骨院での治療と保険会社への不信感
Tさんは事故後、整骨院に通い治療を始めました。
「首も肩も痛みがひどくて、仕事にも影響が出ていました。それなのに、相手の保険会社は過失割合を譲ろうとしない。自分は保険関係の仕事をしているので、ある程度の知識はありますが、それでも個人で交渉するには限界があると感じました」
加えて、Tさんには物損に関する大きな悩みもありました。
「事故に遭った車は、新車で買ってからまだ3ヶ月しか経っていなかったんです。修理費はもちろんですが、事故車になってしまったことによる価値の下落も補償してほしい。このままでは泣き寝入りになってしまうと、本当に悔しかったです」
弁護士への依頼と納得のいく解決
過失割合、人身損害、そして物損。複雑に絡み合う問題に、Tさんは弁護士への相談を決意します。
「自分の自動車保険に弁護士特約が付いていたので、それを使って相談することにしました。納得できない過失割合のこと、体の痛みのこと、車の評価損のこと、すべてを弁護士さんにお話ししました」
依頼を受けた弁護士は、すぐさま相手方の保険会社と交渉を開始しました。
「交渉はすべて弁護士さんにお任せできたので、精神的にとても楽になりました。保険会社から提示額が出る前に交渉を始めてもらえたのも良かったと思います。最終的に、過失割合もこちらに有利な形でまとめてくださり、人身と物損を合わせて330万円以上の賠償金で示談することができました。専門家に頼んで本当に良かったです」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「非接触事故や過失割合、車の評価損など、交通事故の交渉は本当に複雑でストレスがかかります。私のように保険の知識が多少あっても、専門家である弁護士さんには敵いません。もし保険会社の対応に少しでも疑問や不満を感じたら、一人で抱え込まずに、すぐに弁護士に相談することをおすすめします。特に弁護士特約があれば、費用を気にせず依頼できるので、使わない手はないと思います」