青信号の横断歩道で…突然の事故と骨折
ある年の冬、Nさん(60代・男性)の日常は、一台の車によって突然打ち砕かれました。
「普段通り青信号の交差点を歩いていたら、右折してきた車にはねられたんです。本当に一瞬の出来事でした」
この事故でNさんは足の骨折という大怪我を負い、入院と手術をすることに。退院後も長い間ギプスでの固定が必要で、治療が終わるまでには1年以上の歳月を要しました。
1年以上の治療の末に提示された51万円という金額
事故から約1年2ヶ月後、ようやく相手方の保険会社から示談金の提示がありました。
「提示された手取り額は約51万円。内訳を見ると、傷害慰謝料は約45万円でした。1年以上も不自由な生活を強いられ、痛みにも耐えてきた結果がこれか、と。あまりにも低い金額に、納得できるはずがありませんでした。このままサインしていいものか、どうすればいいのか分からず途方に暮れました」
Nさんは、保険会社の提示額に強い不満と憤りを感じていました。
弁護士の交渉で示談金は150万円以上増額!
「どうにかして正当な補償を受けたい」その一心で、Nさんは弁護士に相談することにしました。
依頼を受けた弁護士は、Nさんがギプスで長期間固定していた点に着目しました。
「弁護士さんは、『この期間は入院に準ずるものとして慰謝料を計算すべきだ』と保険会社に強く主張してくれました。素人の私では思いもよらない視点でした」
弁護士による粘り強い交渉の結果、事態は大きく好転します。
「当初約51万円だった手取り額が、最終的に150万円以上も増額され、総額で200万円を超える賠償金を受け取ることができました。弁護士さんに依頼していなければ、51万円で示談していたかと思うとぞっとします」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社から提示される金額は、必ずしも正当なものとは限りません。私のケースのように、交渉の仕方一つで金額が何倍にもなることがあります。提示額に少しでも疑問や不満を感じたら、すぐに諦めずに専門家である弁護士さんに相談してください。それが、ご自身の受けた損害に見合う正当な補償を得るための、最も確実な一歩だと思います」