突然の悲劇、意識不明の兄
ある年の冬、私の兄であるKさん(50代・男性)は、群馬県内で自転車に乗っている際に後方から来た自動車に撥ねられました。
「兄は頭を強く打ち、意識不明の重体で病院に運ばれました。しかし、私たちの祈りもむなしく、数日後に息を引き取ったと連絡がありました。あまりに突然のことで、家族全員、現実を受け止められませんでした」
そう語るのは、被害者の弟であるご遺族の方です。独り身だった兄の突然の死は、残された家族に深い悲しみをもたらしました。
悲しむ間もなく訪れた、複雑な相続問題
兄の死後、悲しみに暮れる間もなく、様々な手続きが始まりました。
「相続人は高齢の母でした。しかし、今後のことを考え、母の意向で相続放棄の手続きを進めることにしたんです。ところがその後、戸籍を調べていく中で予期せぬ事実が判明し、相続の手続きが非常に複雑な事態に陥ってしまいました」
一時は、意図しない形で相続権が他の親族に移ってしまう可能性も浮上。ご家族は深い混乱と不安に陥りました。
弁護士の尽力で相続問題を乗り越え、示談へ
先の見えない状況に、ご家族は弁護士にすべてを託すことを決意します。
「自分たちだけではどうにもならない状況でした。弁護士さんに相談したところ、すぐに家庭裁判所へ相続放棄の『取消し』を申し立てるなど、迅速に対応してくれました。その結果、無事に母が改めて相続人として認められ、心から安堵しました」
複雑な相続問題が解決した後、相手方保険会社との示談交渉もすべて弁護士に一任。ご家族は精神的な負担から解放され、故人を偲ぶ時間に集中することができたといいます。
同じように突然の悲劇に見舞われた方へ
「突然家族を亡くすと、精神的にも手続き的にも本当に大変です。特に相続のような専門的な問題は、私たち素人では到底太刀打ちできませんでした。専門家である弁護士さんに相談したことで、精神的な負担が大きく減り、正しい道筋を示してもらえました。一人で抱え込まず、まずは専門家に相談することが本当に大切だと思います」