停車中の追突事故と仕事への影響
2023年の暮れ、神奈川県内で赤信号のため停車していたAさん(40代・男性)は、後方からの追突事故に遭いました。首と腰にむち打ちの傷害を負い、治療のため通院を余儀なくされます。
「突然の事故で、首と腰を痛めてしまいました。自営業なので、事故直後の10日間は全く仕事ができず、その後も通院のために仕事の時間が削られてしまい、収入面でも大きな打撃でした」
懸命に治療を続けましたが、痛みはなかなか改善しませんでした。
賠償金ゼロ?募る金銭的な不安
治療が長引く一方で、相手方の保険会社から賠償金に関する具体的な話は一切ありませんでした。
「治療はいつ打ち切られるか分からないし、保険会社からは何の連絡もない。このままでは、治療費の補償もなく、慰謝料などもらえずに泣き寝入りするしかないのではないかと、金銭的な不安がどんどん大きくなっていきました」
Aさんは、保険会社から提示を受ける前に、自ら動くことを決意します。
弁護士依頼で後遺障害14級認定、賠償金約312万円を獲得
「このままではダメだと思い、自分の自動車保険についていた弁護士特約を使って、弁護士さんに相談しました」
Aさんの依頼を受けた弁護士は、まず後遺障害等級認定の申請を行いました。その結果、Aさんの症状は後遺障害14級9号に認定されます。
「後遺障害が認められたことで、その後の示談交渉も非常に有利に進めてもらえました。最終的に、慰謝料や逸失利益などを含め、合計で約312万円の賠償金を受け取ることができました。保険会社から何の提示もなかった状態からだったので、専門家にお願いして本当に良かったと心から思いました」
適切な賠償金を得るためのアドバイス
「もし自分で交渉していたら、後遺障害が認められることもなく、これほどの賠償金を受け取ることは絶対にできなかったと思います。保険会社から提示がない、あるいは提示額が低いと感じたら、それが適正な額なのか判断するのは素人には難しいです。泣き寝入りする前に、まず弁護士さんに相談することをお勧めします。特に弁護士特約があるなら、使わない手はないですよ」