90代父の交通事故。胸椎骨折、後遺障害8級の痛みと苦悩

90代 男性 静岡県
Uさんの娘様

「父はもう90代。事故で背骨を折り、今後の生活がどうなるのか…保険会社とのやり取りも大変そうで、本当に心配でした」

高齢の父を襲った交通事故。残った後遺症と生活への不安。

実際の事例に基づいて、インタビュー形式の文章および掲載写真を再現・生成し、
個人情報保護の観点から編集を加えています

駐車場での事故と父の重傷

2023年の初夏、静岡県にお住まいのUさん(90代・男性)は、商業施設の駐車場で予期せぬ事故に遭われました。Uさんの娘様が、当時の状況を語ります。

「父が車で駐車場から公道に出ようとしたタイミングで、別の車に側面を衝突されたと聞いています。父は90代と高齢でしたので、事故の知らせを聞いたときは本当に肝を冷やしました」

Uさんはこの事故で第12胸椎を骨折する大怪我を負いました。

「幸い入院は免れましたが、半年近く治療を続けました。しかし、懸命な治療もむなしく、背骨がうまくつながらない『偽関節』という後遺症が残ってしまったのです」

後遺障害8級認定と、山積みの不安

事故による後遺症は「後遺障害8級」という重い等級に認定されました。しかし、ご家族の不安は尽きませんでした。

「後遺障害が認定されたのは良かったのですが、その後の賠償交渉がどうなるのか、私たち家族には全く分かりませんでした。父自身も高齢で耳が遠く、複雑な保険の話をするのは大きな負担です。相手の保険会社と直接やり取りをすることを考えると、途方に暮れてしまいました」

ご高齢のお父様を思い、娘様は専門家への相談を決意します。

粘り強い交渉の末の解決

「父には、自動車保険に弁護士特約がついていました。これを使って専門家の方にお願いすることにしたんです。父はとにかく早く問題を解決したいという気持ちが強かったようです」

弁護士は、まずUさん自身の保険から人身傷害保険金を受け取る手続きを進めました。その後、相手方の保険会社に対し、Uさんの過失分を除いた損害賠償請求を開始します。

「相手の保険会社は『支払う義務はない』の一点張りで、交渉は難航したと聞いています。それでも弁護士さんは諦めず、紛争処理センターという機関を通して交渉を続けてくださいました。最終的に、私たちの主張が認められ、無事に示談することができました。煩わしい交渉から解放され、父もほっとしていました」

ご高齢の方やご家族が事故に遭われた方へ

「父のように高齢になってからの事故は、本人だけでなく家族にとっても本当に不安なものです。特に、保険会社との交渉は心身ともに大きな負担になります。私たちは弁護士さんにお願いしたことで、その負担から解放され、父の体のことだけを考えられるようになりました。特約があれば費用の心配もいりません。もし同じように悩んでいる方がいらっしゃれば、一人で抱え込まず、専門家に相談することをお勧めします」