優先道路での衝突事故と後遺障害
2023年の夏、静岡県内でバイクを運転していたYさん(30代・男性)は、予期せぬ事故に見舞われました。
「信号のない交差点で、こちらが優先道路だったにもかかわらず、一時停止を無視した車に側面から衝突されました。本当に理不尽な事故でした」
この事故でYさんは外傷性頸椎椎間板ヘルニアなどの怪我を負い、約7ヶ月間の治療を余儀なくされます。
「治療を続けましたが、首の痛みや腕のしびれが残ってしまい、後遺障害14級9号に認定されました」
保険会社からの提示額への不信感
治療が終わり、後遺障害等級も認定された後、Yさんは相手方保険会社から示談金の提示を受けます。その額は、約188万円でした。
「後遺障害慰謝料や逸失利益など、いろいろな項目がありましたが、後遺障害が残ったことに対する補償としては、どうにも低い金額に感じられました。過失割合が1割あるとはいえ、この金額では到底受け入れられませんでした」
提示額の妥当性が分からず、Yさんは専門家への相談を決意します。
弁護士交渉で54万円増額、総額242万円で解決
「自分の保険に弁護士特約が付いていたので、費用を気にせず相談できました。提示された金額が妥当なのか、増額の可能性があるのかを知りたかったんです」
Yさんから正式に依頼を受けた弁護士は、慰謝料などを裁判で使われる基準で再計算し、相手方保険会社との交渉を開始しました。
「弁護士さんがすぐに動いてくれて、保険会社と粘り強く交渉してくれました。途中で『240万円ではどうか』という打診があった際も、私の意向を確認した上で、もう少し交渉を続けてくれたんです」
最終的に、当初の提示額から54万円以上増額となる、242万5203円で示談が成立しました。
「個人で交渉していたら、ここまで増額することは絶対に無理でした。専門家にお願いして、本当に良かったです」
適正な賠償金を得るために
「保険会社から提示された金額を、鵜呑みにしてはいけないと痛感しました。特に後遺障害が残った場合は、慰謝料や逸失利益の計算が複雑です。弁護士特約があるなら、使わない手はありません。専門家の力を借りて、正当な権利を主張することが大切だと思います。おかげで金銭的な補償に納得でき、前に進むことができました」