突然のトラック巻き込み事故と大怪我
ある年の秋、当時まだ10歳にも満たなかった娘さんが、信じられないような事故に遭いました。
「娘が自転車で交差点の角、横断歩道の手前で止まっていたところ、左折してきたトラックに巻き込まれたんです。両足がトラックの下敷きになり、引きずられて…。事故の連絡を受けた時は、本当に血の気が引きました」
そう語るSさんのお母様の声は、今も当時の衝撃を物語っていました。
「娘は両足とも開放骨折という大怪我でした。すぐに病院に運ばれましたが、これからどうなってしまうのか、不安でたまりませんでした」
長期治療と賠償提示がないことへの苛立ち
Sさんは約3ヶ月もの入院を余儀なくされました。特に左足の損傷は激しく、皮膚が広範囲にわたって剥がれてしまう大怪我で、お腹の皮膚を移植する大手術を受けました。
「娘はまだ小さい体で懸命に治療に耐え、幸い骨はくっつきましたが、左足とお腹には痛々しい傷跡が残ってしまいました。これだけ辛い思いをしたのに、治療費以外の補償について、加害者側の保険会社から具体的な金額の提示は全くありませんでした」
事故から時間が経ち、保険会社と今後の賠償について面談することになりましたが、提示がないまま話し合いに臨むことに、お母様は強い不安と不信感を抱いていました。「このままでは、娘の将来のための十分な補償が受けられないのではないかと、本当に焦りました」
弁護士介入で提示ゼロから1575万円超を獲得
「保険会社から提示される前に示談交渉をはじめるしかないと考え、面談の前に弁護士さんに相談しました。娘の傷跡に対する慰謝料や、将来への影響に対する逸失利益をしっかりと請求してほしいとお願いしました」
弁護士は、すでに後遺障害12級と認定されていた左足の傷跡に加え、認定されていなかった腹部の傷跡についても交渉材料としました。
「特に、娘がまだ若く女の子であることを強く主張し、逸失利益についても粘り強く交渉してくれました。後遺障害が認められなかった腹部の傷跡についても、慰謝料に上乗せする形で交渉を進めてくださったんです」
その結果、逸失利益や慰謝料が大幅に増額され、最終的に15,759,840円で示談が成立しました。「保険会社からの提示がなかった状況から、これほどの金額を認めてもらえたのは、弁護士さんのおかげです。専門家にお願いして、本当に良かったと思います」
お子さんの事故で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社の言うことを待っているだけでは、お子さんが受けた苦しみに見合った正当な補償は得られないかもしれません。特に後遺症が残るような事故では、慰謝料や逸失利益といった専門的な項目が非常に重要になります」
「私たちは弁護士さんに依頼したことで、提示ゼロの状態から、娘の将来を支えるための十分な補償を得ることができました。保険会社の対応に少しでも疑問を感じたら、諦めずに専門家に相談することをおすすめします」