妊娠9ヶ月、突然の衝突事故
ある年の冬、群馬県在住のKさん(30代・女性)は、出産を目前に控えた幸せな日々の中、突然の悲劇に見舞われます。
「夫が運転する車の助手席に乗っていました。もうすぐ臨月という時期です。交差点で一時停止を無視した車が、私たちの車にものすごい勢いで衝突してきたんです」
当時、妊娠9ヶ月だったKさんは、その衝撃でドクターヘリで緊急搬送される事態となりました。
「肋骨の骨折と、首と腰のむちうちと診断されました。お腹の赤ちゃんも心配で、検査のために入院することになり、本当に生きた心地がしませんでした」
続く痛みと難産、募る不信感
幸いお腹の赤ちゃんは無事でしたが、Kさん自身の怪我の治療は長く続きました。そして、事故から約2ヶ月後の春、Kさんは出産を迎えましたが、それは過酷なものでした。
「怪我を抱えたままの出産は本当に大変で、結局30時間もかかる難産になりました。吸引分娩にもなり、腸が裂けるほどの痛みでした。事故がなければ、こんなことにはならなかったんじゃないか…そう思うと悔しくてたまりません」
初夏に治療を終えましたが、相手方の保険会社からは示談金の提示がなかなかありませんでした。
「事故による難産の苦しみも慰謝料で考慮してもらいたい、そう思っていましたが、保険会社とどう話を進めればいいのか分からず、途方に暮れていました」
弁護士への依頼と心の安寧
一人で抱えきれなくなったKさんは、自動車保険に付帯していた弁護士特約を使い、専門家へ相談することを決意します。
「妊娠中の事故であったこと、それによって難産になった辛さを弁護士さんに伝えました。慰謝料でその点を考慮してほしいとお願いしました」
Kさんの想いを受け、弁護士は保険会社との交渉を開始しました。
「弁護士さんは、妊娠中の事故という特殊な事情を丁寧に主張してくれました。最終的に、私が納得できる形で示談をまとめてくださり、ようやく肩の荷が下りました。保険会社と直接やり取りする精神的な負担がなくなったのも、本当に大きかったです」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故の怪我だけでなく、妊娠中だったことによる精神的な苦痛は計り知れませんでした。保険会社からの提示を待っているだけでは、この気持ちは伝わらなかったと思います。弁護士特約を使えば費用の心配なく相談できます。特に私のように特殊な事情がある場合は、絶対に専門家に相談するべきです」