青信号の横断歩道で起きた悲劇
「あれは、ある年の冬でした。当時70代だった両親が散歩中、青信号で横断歩道を渡っていたところ、信号を無視してきた右折車にはねられたんです」
そう語るのは、愛知県にお住いのSさんの息子様です。
「父も全身打撲の怪我をしましたが、特に母はひどく、左股関節を骨折する大怪我でした。すぐに手術となり、リハビリ病院への転院も含めると、約2か月半も入院生活を送ることになりました」
突然の事故で、Sさんご一家の平穏な日常は一変してしまいました。
後遺障害等級と提示額への拭えぬ不信感
退院後もSさんのお母様は懸命にリハビリを続けましたが、股関節の痛みは残り、人工関節を入れることになりました。事故から約8か月後、後遺障害等級は10級と認定されます。
「母の不自由な様子を毎日見ていましたから、本当にこの10級という等級で正しいのか、もっと上の等級に当たるのではないかと疑問でした。そんな中、加害者側の保険会社から示談金の提示があったのですが、その金額を見てさらに不信感が募りました」
提示された金額は、将来の不自由さを償うには、あまりにも低いと感じられるものでした。
最後まで諦めない弁護士の姿勢と納得の解決
「このままではいけないと思い、弁護士さんに相談することにしました。母の状態を詳しく説明し、後遺障害等級が8級に当たらないかという点も相談しました」
依頼を受けた弁護士は、すぐさま8級の可能性を探り、異議申立てを行いました。
「残念ながら等級は10級のままでした。ですが、弁護士さんは諦めることなく、すぐに示談交渉に移ってくれました。その後の交渉はすべてお任せできたので、保険会社と直接やり取りするストレスから解放され、本当に助かりました。最終的に、当初の提示額から大幅に増額した金額で示談することができ、家族みんなで納得することができました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「後遺障害の等級はとても専門的で、素人ではまったく分かりません。弁護士さんは、私たちの『もっと上の等級ではないか』という思いを汲んで、最後まで可能性を探ってくれました。その姿勢が何より嬉しかったです。保険会社の提示に少しでも疑問を感じたら、自分たちだけで判断せず、まずは専門家である弁護士さんに相談してみることを強くお勧めします」