突然の悲劇、娘が車にはねられ脳挫傷の大怪我
「あれは、ある年の夏でした。当時高校生だった娘が、マラソンの練習中に車にはねられたんです。診断は脳挫傷、頭部外傷、外傷性くも膜下出血…。本当に、頭が真っ白になりました」
そう語るのは、宮城県にお住いのKさん(10代・女性)のお母様です。
「90日以上入院し、娘は本当によく頑張ってくれました。幸いにも見た目はすっかり元気になり、ほっと一安心したのですが…」
事故の傷跡は、目に見えない形でKさんの体に残っていました。
回復への安堵と、残された後遺障害への不安
「検査をすると、脳に傷跡が残っていることが分かり、後遺障害12級に認定されました。娘の将来はどうなるのかと不安な気持ちでいたところに、加害者側の保険会社から示談金の提示があったんです」
しかし、その内容はお母様が納得できるものではありませんでした。
「これが娘の将来の補償として十分なのか、全く分かりませんでした。夫は『元気になったのだから、もういいじゃないか』と言うのですが、母親としてはどうしても納得できなくて…。家族の中でも意見が分かれ、本当に苦しかったです」
母親としての決断と、弁護士への相談
「一人で悩んでいても仕方ないと思い、自動車保険に付いていた弁護士特約を使って相談することにしました。娘の将来のためにも、専門家の意見を聞きたかったんです」
お母様の依頼を受け、弁護士は保険会社との交渉を開始しました。
「弁護士さんは、私たちの話を親身に聞いてくれました。交渉の過程では、相手がこちらの過失を主張してくるなど、簡単にはいきませんでしたが、粘り強く交渉してくださいました。最終的に納得のいく形で解決することができ、本当に感謝しています」
同じ状況で悩んでいるご家族の方へ
「事故の直後は目の前のことで精一杯ですが、将来の補償はとても大切です。特に子どものこととなると、親として最善を尽くしてあげたいと思うはずです。保険会社の対応に少しでも疑問を感じたら、たとえ家族に反対されても、一度専門家に相談してみることをお勧めします。それが子どもの未来を守ることにつながると思います」