愛犬との散歩中、突然の悪夢
「あれは2016年の秋のことでした。私が飼っている小型犬と神奈川県内の自宅近くを歩いていた時です。100メートルほど先の家から、飼い主がリードを持たずに大きな犬と出てくるのが見えました」
そう語るのは、神奈川県にお住いのKさん(40代・女性)。
「怖いので避けていたのですが、その大きな犬が突然うちの子に走り寄ってきて、首に噛みついたんです! 必死で引き離そうと、私もその犬の口元に両手を突っ込みました」
愛犬は首から血を流し、Kさん自身も両手を切る怪我を負いました。
「まずは愛犬を病院に連れて行くのが先決でした。自分のことは後回しにして、急いで動物病院へ向かいました」
残る指のしびれと保険会社への不満
Kさんは愛犬の治療を優先した後、自身の治療も開始しました。
「入院はしませんでしたが、リハビリを続けました。でも、右手人差し指のつっぱり感と、特に左手親指のしびれがずっと取れなかったんです」
懸命な治療の末、Kさんの症状は後遺障害等級14級9号と認定されました。
「後遺障害が認定されて、やっと一区切りかと思ったら、今度は相手の保険会社から示談金の提示がありました。でも、その金額を見て愕然としました。これだけ痛い思いをして、しびれも残っているのに、この金額はあまりにも低いんじゃないかと…。納得できませんでした」
弁護士への相談と正当な補償の獲得
保険会社の提示額に到底納得できなかったKさんは、弁護士に相談することを決意します。
「この金額が妥当なのか、どうしても納得がいかなくて、弁護士さんに相談することにしたんです。自分の保険に弁護士特約はありませんでしたが、それでも専門家の意見が聞きたかったんです」
Kさんの依頼を受けた弁護士は、すぐさま保険会社との交渉を開始しました。当初は愛犬に関する慰謝料も検討しましたが、交渉を円滑に進めるため、Kさん自身の怪我に対する賠償金の増額に集中する方針を取りました。
「交渉はすべて弁護士さんにお任せしました。保険会社と直接話す必要がなくなり、精神的にとても楽になりました。最終的に、当初の提示額から150万円以上も増額した金額で示談することができたんです。本当に驚きました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故の後は、体の痛みだけでなく、保険会社とのやり取りで精神的にも疲弊してしまいました。特に、提示された金額が自分の苦しみに見合っていないと感じた時の悔しさは忘れられません。専門家である弁護士さんに相談したことで、正当な補償を受け取ることができました。保険会社の提示額に少しでも疑問を感じたら、諦めずに専門家に相談することをお勧めします」