家族を襲った悲劇、夫の居眠り運転事故
「ある年の夏、家族4人で車に乗っていた時のことでした。夫の居眠り運転が原因で、車が鉄柱に激突してしまったんです」
そう語るのは、東京都在住のOさんのお母様。この事故で、ご家族全員が怪我を負いました。
「私や夫も怪我をしましたが、何より子供たちのことが心配でした。当時10歳未満だった娘は眉のあたりを切り、1日入院することになりました。息子の額にも傷ができて…。子供たちの顔に傷が残ってしまうかもしれないと思うと、本当にショックでした」
顔に残った傷跡と保険会社への不信感
懸命な治療の甲斐なく、娘さんと息子さんの顔には傷跡が残ってしまいました。その結果、二人とも後遺障害12級(外貌醜状)と認定されました。
「これからこの子たちはどうなってしまうのか、親として不安な気持ちでいっぱいでした。そんな中、保険会社から示談金の提示があったのですが、その内容に疑問を持ったんです。娘と息子で『定額給付金』という項目の金額が全然違っていて。なぜこんなに差があるのか、保険会社の説明も腑に落ちませんでした」
弁護士への相談が拓いた道
「このままではいけないと思い、示談金の計算が妥当なのかを知るために弁護士さんに相談することにしました」
依頼を受けた弁護士は、保険会社の提示内容を精査。特に、子供たちの将来の働きにくさに対する補償(逸失利益)が低く見積もられている点を指摘し、交渉を開始しました。
「専門的なことは私たちには分かりませんでしたが、弁護士さんが粘り強く交渉してくださり、最終的に納得のいく形で解決することができました。顔の傷は消えませんが、将来への補償がしっかりとされたことで、少しだけ気持ちが救われました」
同じように子供のことで悩む親御さんへ
「子供の将来がかかっているからこそ、親としてできる限りのことをしてあげたい、その一心でした。保険会社から提示された内容に少しでも疑問を感じたら、一人で悩まずに専門家に相談することが大切だと思います。弁護士さんの力は本当に大きかったです。私たち家族が前を向くための大きな一歩になりました」