助手席で事故、1年以上続くむち打ちの痛みと示談への不信感

70代 女性 東京都
Sさんのお母様

「1年以上も通院したのに、示談金はこの金額?母の苦労が正当に評価されていない気がして…」

長引く通院と納得できない示談金。母を思う娘の苦悩。

実際の事例に基づいて、インタビュー形式の文章および掲載写真を再現・生成し、
個人情報保護の観点から編集を加えています

突然の事故と母の長い通院生活

「あれは2017年の春でした。私が運転する車の助手席に母を乗せていたところ、事故に遭ってしまったんです」

そう語るのは、都内にお住いのSさん。事故により、助手席に乗っていた70代のお母様がむち打ちの怪我を負いました。

「母はそれから1年以上、病院に通い続けました。事故当時、父が認知症で入院しており、母は毎日その世話に通っていたので、本当に大変そうでした。自分の体の痛みと父の介護で、心身ともに疲れ果てていたと思います」

保険会社からの提示額への強い疑念

事故から1年以上が経過した翌年の初夏、相手方の保険会社から示談金の提示がありました。

「提示された金額を見て、本当にこれで妥当なのだろうかと強い疑問を感じました。特に、母が父の介護で家事に奔走していたことが全く考慮されていないように思えたんです。素人の私には内訳を見てもよく分からず、このまま示談してしまって良いものか、とても不安になりました」

弁護士への相談と正当な評価の獲得

Sさんは、お母様のために弁護士へ相談することを決意します。

「母の状況を弁護士さんに詳しく説明しました。入院中の父の世話をしていたことは、家事従事者としての休業損害として主張できると教えていただきました」

弁護士が代理人として交渉を開始。Sさんのお母様が、事故当時、入院中の夫の世話を担っていた事実を丁寧に主張した結果、休業損害が認められ、示談金は大幅に増額されることになりました。

「保険会社と直接やり取りするストレスから解放された上、母の頑張りをきちんと評価してもらえたことが何より嬉しかったです」

同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ

「保険会社からの提示を、そのまま受け入れてはいけないと痛感しました。特に、私たちのように家族の介護などをしている主婦の場合、その状況がきちんと補償に反映されているか、専門家に見てもらうことが重要だと思います。少しでも疑問に感じたら、諦めずに弁護士さんに相談してみてください」